バルセロナ市における「腕時計のひったくり」の増加

●報道によると,バルセロナ市内のシウター・ベジャ地区等において「腕時計のひったくり」が増加しています。

●防犯対策としては,「高価な腕時計を身に着けない」,「長袖シャツを着用し腕時計を見えづらくする」こと等が考えられます。

●万が一被害に遭った場合に備え,型式,製造番号や保険内容等を確認しておきましょう。

1 報道概要

(1)「腕時計のひったくり」の手口(防犯カメラに撮影されたケース)

ア 数人の犯人グループが,高価な腕時計を身に着けている者を物色し,ターゲットを選定。

イ 犯人グループがターゲットを選定した後,犯人の1人がターゲットに話しかけ注意を引きつけている間に,別の犯人が腕時計をひったくり逃走。

ウ 犯行の模様

以下のURLから,犯行の模様をご覧いただけます。

https://www.elperiodico.com/es/barcelona/20180819/manadas-relojeros-persiguen-turistas-adinerados-barcelona-6994909

(このケースの被害者(男性)は,長袖シャツを着用していましたが,腕まくりをしており,腕時計が簡単に目視できる状態でした。)

(2)盗難被害に遭った腕時計の価格,メーカー

ア 価格

15,000ユーロ(約195万円)のものや,20万ユーロ(約2,600万円)のものがあります。

イ メーカー

オーデマ・ピゲ(Audemars Pigue),ブレゲ(Breguet),カルティエCartier),エルメスHermes),ウブロ(Hublot),パテック・フィリップ(Patek Philippe),リシャール・ミル(Richard Mille),ロレックス(Rolex),ユリス・ナルダン(Ulysse Nardin)等(上記以外のメーカーでも盗難に遭う可能性があります。)

2 防犯対策

「高価な腕時計を身に着けない」,「長袖シャツ等を着用し腕時計を見えづらくする」こと等が考えられます。

3 その他

万が一被害に遭った場合に備え,以下の点を確認しておきましょう。

(1)腕時計の型式,製造番号,購入日等(被害届の提出時に必要)

(2)契約されている保険の内容等(補償範囲,保険金請求手続等)

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