タクシー銃撃事件の発生(首都Zona15)

●首都グアテマラシティにおいて,流しのタクシーが銃撃され,運転手および乗客1名が死亡,同乗していた他の乗客1名も銃で殴打され負傷する事件が発生しました。

●皆様におかれましては,同タクシー(タクシー・ブランコ,等)や路線バスの利用は控えて頂きますよう,よろしくお願いします。

 6月25日(月)朝8時頃,首都グアテマラシティZona15(Vista Hermosa, 15ave.)において,バイク1台に二人乗りした犯人らが,口論の末に流しのタクシー(白)を銃撃。タクシーの運転手と乗客1名が死亡したほか,同乗していた他の乗客1名も銃で殴打され負傷しました。

 今回発生した事件現場付近では,今年3月にも同様のタクシー(白)が襲撃されており,運転手が死亡したほか,同乗していた客2名も撃たれて負傷しました(3月21日Vista Hermosa, 18ave.)。

 ボーナス時期である6〜7月は,青少年凶悪犯罪集団「マラス」による恐喝(みかじめ料)関連の暗殺事件が増加する傾向にあります。例年,流しのタクシー(白)や路線バス(「カミオネタ」や「チキンバス」と呼ばれるバス)の運転手や助手を狙った殺人事件が多発し,乗客が流れ弾などに当たり死亡する被害も確認されています。皆様におかれましては,このような犯罪に巻き込まれないためにも,流しのタクシーや路線バスのご利用はお控え下さい。

グアテマラ日本国大使館

電話:2382−7300(代)