(注意喚起)車両を狙った犯罪対策

●最近、在留邦人が車上荒らしや車両強盗の被害に遭い、旅券やクレジットカードなど貴重品が盗難される事件が立て続けに発生しています。このような事件は、時間・場所を問わず発生していますので、十分注意してください。

【本文】

最近、在留邦人が車上荒らしや車両強盗の被害に遭い、旅券やクレジットカードなど貴重品が盗難される事件が立て続けに発生しています。車上荒らしや車両強盗などは、主に深夜から早朝に掛けて多く発生する傾向にありますが、当地においては、時間・場所を問わず頻繁に発生しています。

ついては、最近発生した在留邦人に対する被害例、対策等を以下のとおり共有しますので、安全対策の徹底をお願いします。

1 在留邦人被害例

(1)車上荒らし

●概要

5月18日、午前5時45分〜5時55分頃、ミッドランドにあるガソリンスタンド(高速道路N1 118Bランプ側のShell Ultra City N1 South)の併設店舗に立ち寄るため、10分程、駐車場に車を駐車した。その間にピッキングにより運転席側のドアの鍵を開けられて、トランクに入れていた鞄を盗難された。

 ●対策

・車内に貴重品が入った鞄等を放置せず、貴重品は常に持ち運ぶようにする。また、車の外から見える位置に荷物を置かない。

・駐車する場合には、駐車監視員の有無を確認し、店内や監視カメラなどの死角となるような位置に車を駐車しない。可能な限り、店内からも視認できる位置、または入口直近、照明設備の効いた明るい場所に駐車するようにする。

・ジャミングによる被害防止のため、リモートキーを過信せず、ロック後は必ず自分の手と耳と目で施錠を確認する。

・車内に複数待機したままの不審者がいないかなど、駐車後、出発時には周辺を確認する。

(2)車両盗難

●概要

5月20日、午前朝6時〜8時頃、ダーバンのウシャカビーチ近くの駐車場に車を駐車し、8時頃その場所に戻ると、車が盗難されていた。

●対策

・長時間、駐車場に車両を駐車する必要がある場合には、車両盗難防止グッズを車に取り付ける。

・車内に貴重品が入った鞄等を放置せず、貴重品は常に持ち運ぶようにする。やむを得ず、貴重品の持ち運びができない場合には、家族や友人など信頼の出来る人に預けるなどして、誰も貴重品の管理をしていないという時間帯を作らない。

・駐車した付近に、車内に複数待機したままの不審者がいないかなど、周辺を確認する。

2 お願い

  万一、事件事故等に巻き込まれた場合、また、未遂であったとしても、その概要を在南アフリカ日本国大使館に連絡してください。

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〇在南アフリカ日本国大使館

 HP: http://www.za.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 住所: 259 Baines St, Cnr Frans Oerder St, Groenkloof, Pretoria

 電話: +27 12 452 1500 領事・警備

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