【緊急】盗難被害事案の多発について(2018年8月3日付)

●2018年上半期における邦人の犯罪被害は、全12件ですべて盗難被害となっております。また、7月に入り8件の犯罪被害事案が発生しています。在留邦人が頻繁に利用するATM、ゴルフ場、駐車場において発生しておりますので、警備員が配置されている施設においても十分注意してください。

【本文】

1 2018年上半期における犯罪被害は、全12件ですべて盗難被害となっております。さらに7月に入り8件の犯罪被害事案が発生し、うち7件が盗難被害です。

 7月末時点の犯罪被害の内訳は、車上狙い7件、置き引き6件、ATM利用時のカードすり替え4件、ひったくり1件、自動車盗1件、強盗未遂1件となっております。

2 最近では、7月29日(日)、在留邦人が頻繁に利用するゴルフ場において、盗難被害とみられる事案が発生しました。被害邦人は、財布をゴルフバックに入れてキャディを付けてプレーしていましたが、プレー終了後、財布の中にあった現金がなくなっていることに気づいたものです。

 同日、同じゴルフ場で、別の邦人にも同様の事態が発生しており、ゴルフ場でのプレー中に盗難にあったものとみられます。

 殆どのゴルフ場には警備員が配置され、犯罪対策が講じられていますが、それでもなお、邦人が利用するゴルフ場で盗難事件や強盗事件が発生している現状にあります。

 つきましては、以下の点に留意して安全対策を講じるようにしてください。

(1)貴重品の携行方法

 ゴルフ場等に持って行かざるを得ない物のうち、少なくとも財布、スマートフォンや車の鍵等の貴重品は肌身離さず携行する。また、ゴルフ場等の関係者であっても安易に信用しない。

 目の届く範囲に置いていても完全には監視できないものと心得ておく。

(2)車両の駐車方法

 死角となる場所や人気の少ない場所を避け、なるべく警備員や監視員が配置された場所を選んで駐車し、車内の見える場所には物を置かず、貴重品は車内に残さない。リモコンでドアロックをした後は、確実に施錠されたことを確かめる。

(3)強盗等不測の事態

 ゴルフ場事務所等を狙った強盗に遭遇した場合は、気づいた段階で身を低くして、可能な限り現場から距離を取ることを前提とし、離れることが困難な場合は犯人の指示に従い抵抗しない。

3 お願い

 万一、事件事故等に巻き込まれた場合、また、未遂であったとしても、その概要を在南アフリカ日本国大使館に連絡してください。

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〇在南アフリカ日本国大使館

 HP: http://www.za.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

住所: 259 Baines St, Cnr Frans Oerder St, Groenkloof, Pretoria

 電話: +27 12 452 1500 領事・警備(24時間応答)

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