●エクアドル全国各地で犯罪件数が増加しています。
●昨２０２２年１２月に長距離バス内での邦人の盗難被害が発生しました。
●スマートホンの盗難が多発しています。
１ 犯罪統計
（１）警察の統計によると、２０２２年には４，７９７件の殺人事件が発生しており、一昨年の同件数２，４７６件 から２，３０１件増加しています。地域別殺人事件数でもグアヤキル県（１，５３４件）など多くの地域が２０２１年より倍増しており、とりわけエスメラルダス県（５１１件）は２０２１年の約３倍の事件が発生しています。
（２）２０２２年に発生した盗難件数は７６，９３０件。２０２１年の同件数６２，４９８件から１４，４３２件増加しています。被害品別では、スマートホンが最も多く、次いで現金、財布、バックが盗難被害に遭っています。
２ 最近の邦人被害事件
（１）２０２２年１２月４日（日）、長距離バス内で在留邦人の盗難被害が発生。キト発イバラ行きのバスに乗車したところ、上部ラックに収納出来ないサイズのリュックを所持していたところ、バス会社員と思われる男性に座席の下に収納するよう指示された。道中、被害者後方の乗客が降りた際にリュックを確認したところ、リュック内のノートパソコンの紛失が発覚した。リュックのファスナーは座席後方を向いており、後部座席から触れる状態であった。
（２）２０２２年１２月８日（木）、長距離バス内で邦人旅行者の盗難被害が発生。ラタクンガ発クエンカ行きの夜行バスに乗車後、バック内の財布及び旅券の紛失が発覚した。被害者は常にバックを所持していたものの、バス内のトイレを利用する際にバックを座席に置いたままにしていた。
■安全対策として、最低限次の項目を徹底してください。
・出来るだけ複数人数で行動をする。
・高級品を身につける等の目立つ格好をしない
・時間、移動ルート等の行動パターンを固定化しない。
・銀行で多額の現金を引き出さない。必要な場合は警察への同行を依頼する。
・脅迫、強盗に遭った場合は絶対に抵抗せず、命を最優先に行動する。
・路上等屋外におけるスマートホンの使用は極力控える。
●当館HPに安全に生活するための手引きや犯罪に対する対策情報を掲載しています。
各情報をお読みいただき、海外で生活する上での安全に対する意識を高めていただきますようお願いします。
【当館HP「安全の手引き」】
https://www.ec.emb-japan.go.jp/files/100291185.pdf
【当館HP「海外安全対策情報」】
https://www.ec.emb-japan.go.jp/files/100453205.pdf
在エクアドル日本国大使館
電話番号：＋（５９３）２−２２７８−７００
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