ナイロビを含めケニア全域において洪水被害が発生しています。
当局によれば、豪雨等による水害により、4月初旬以降、100人以上の犠牲者が出ており、20万人が避難を余儀なくされているとしています。
沿岸部、北部及び西部地区の被害が深刻で、特に河川が所在する地域(Garissa郡 Tana川周辺、 Kilifi郡 Galana川周辺、 Taita Taveta郡、 Kitui郡、Machakos郡 Athi川周辺、Samburu郡 Ewaso Nyiro川周辺、Nyanza郡 Nyando川周辺、Busia郡 Nzoia川周辺、Kakamega郡、Bungoma郡)での洪水被害が集中しています。同時に他の地域においても地滑りや冠水等が発生しており、ケニア全域に渡って予断を許さない状況が続いています。
また当局は、今月末までこの降雨は継続すると予報しています。
このような状況を踏まえて、常に天気予報に注意していただきますようお願いいたします。
【警備対策官からのアドバイス】
● 突然の洪水、鉄砲水及び土砂崩れに注意して下さい。
● 遠出の際、道路の冠水が予想される場合は、必要により予備の経路を設けてください。
● 万一、車両が浸水した場合には、車から離れ高台に避難して下さい。
平成30年5月4日
在ケニア日本国大使館領事警備班
電話:020−2898−000