【緊急】10月6日(午前中)の治安状況

●本6日午前9時30分現在、ナイロビ中部マザレスラム付近で野党NASAサポーターによる道路封鎖、ケニア西部キスム郡で野党NASAサポーターと治安当局の衝突が発生しています。

●本日、午前10時頃から、ケニア全土において、野党NASAによる独立選挙委員会(IEBC)に対する抗議デモが予定されています。今後、暴動や混乱が発生する可能性がありますので注意してください。

与野党サポーターが集まる場所には近付かないで下さい。

【現在の在留邦人の行動基準】

○レベル1:十分注意

○対応:各家庭・職場で、新聞、インターネット、テレビ、ラジオ等から情報収集を行い、情勢の把握に努めて下さい。

【警備対策官からのコメント】

本6日午前9時30分現在、ナイロビ中部マザレスラム付近で野党NASA サポーターによる道路封鎖、ケニア西部キスム郡中心部で野党NASAサポーターと治安当局の衝突が発生しています。

本日、午前10時頃から、ケニア全土において、野党NASAによる独立選挙委員会(IEBC)に対する抗議デモが予定されています。先般、野党NASAは、毎週、月曜日と金曜日にケニア全土にて抗議行動を定期的に行うと呼びかけています。今回の抗議行動は、それに合わせて行うものです。

2日(月)の前回抗議デモでは、中部(ナイロビ郡、エンブ郡)、西部(キスム郡、カカメガ郡、シアヤ郡、ミゴリ郡、ブシア郡)、東部キツイ郡、北東部ガリッサ郡、沿岸部(モンバサ郡、キリフィ郡)で、暴動が発生しました。

引き続き、与野党サポーターが集まる場所には近付かないで下さい。また、警察力が、抗議デモに集中することで、強盗やカージャック等の凶悪犯罪が急増する可能性があります。皆様には、普段以上に治安悪化に注意して頂き、大使館からの情報に注意して頂くようお願いします。

与野党サポーターが集まる場所には、近付かないで下さい。

○暴動や混乱に乗じた強盗に警戒するとともに、車で移動中は窓を閉め確実にロックするようお願いします。

○万が一、暴動に巻き込まれた場合は、速やかに現場から離れて下さい。

○強盗や暴徒に遭遇した際は、逆らわないで下さい。物より命が大切です。

平成29年10月6日

ケニア日本国大使館

領事・警備班

電話:+254(0)20289−8000

ホームページ:http://www.ke.emb-japan.go.jp/