2月4日，首都マレ市内の情勢
在留邦人の皆様，
平成３０年２月４日
在モルディブ日本国大使館
１ ２月１日夜，最高裁が，現在英国に亡命中のナシード元大統領を含む有罪判決を受けた野党指導者９名を釈放するよう命じる判決を出したことを契機に，政治的な様々な動きが起こっています。
首都マレ島の野党事務所の近辺においては，毎夜，支持者が最高裁判決の早期実施を求めて集会を開いています。他方，５日に予定されていた第１回目の国会審議は延期され，警察幹部や国会幹部が交替しています。
４日現在，野党国会議員が国会議事堂の中に入り込み，治安部隊が国会議事堂を取り囲む中で，警察が何人かの野党国会議員を引きずり出すという動きもありました。
２ 現在の首都マレ市（特にマレ島）の情勢は不透明で，もし野党等の行動が過激になった場合には騒擾事件に発展する可能性があり，また政府が治安維持に向けて憲法的措置を講じる可能性があります。
３ つきましては，マレ市（特にマレ島）に在住の邦人及び旅行中の方は，（１）情報収集し（２）集会・人混み・政府施設に近寄らず（３）身分証を携行し，（４）警察の交通規制等に従い行動してください。また，夜間の外出も避けるべきです。
（大使館連絡先）
在モルディブ日本国大使館
住所：8th Floor, Aagé Building, 12 Boduthakurufaanu Magu, Henveiru, Malé, 20094, Republic of Maldives
連絡先 電話：(+960) 3300087 Fax：(+960) 3300065
電子メール： ryoujimale@mo.mofa.go.jp
