台風20号の接近にご注意ください

台風20号が接近しています。最新の情報を確認し,安全に注意してください。

1 10月12日午後9時,フィリピンの東海上で台風20号「カーヌン(KHANUN)」が発生しました。台風は午後9時現在、中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は毎秒18メートルで、1時間に30キロの速さで西北西へ進んでいます。台風は,海南省東部と広東省西部沿岸に接近しており,15日(日)夜から16日(月)早朝に海南省を通過し,ベトナム北部に上陸する見込みです。

2 進路上にある海域及びその周辺地域では,強風や大雨のみならず,ところによっては高潮の発生,洪水・土砂崩れ等の被害や各種交通機関の混乱等も予想されます。

つきましては,これらの地域への渡航・滞在を予定されている方は,以下の関連ウェブサイトを参考に台風情報や現地の気象情報の収集に努め,台風による被害が予想される場合には渡航・外出を控える,あるいは日程・移動経路又は訪問地を変更する等,災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。

また,同地域に既に滞在中の方は,報道及び関係機関から最新の情報を収集して災害に備え,懐中電灯・携帯用ラジオ等を手元に置いておくほか,飲料水・食糧を備蓄し,家族等に緊急の連絡先を知らせ,事前に避難場所を確認するとともに,必要な場合には安全な場所で待避する等の安全対策を講じてください。

台風通過後も,地盤の緩みに伴う土石流など,予測できない二次災害が発生する可能性もありますので注意してください。

《参考ウェブサイト》

中国気象局:

http://www.cma.gov.cn

中国天気:

http://gd.weather.com.cn/tf/index.shtml

日本気象庁(台風情報):

http://www.jma.go.jp/jp/typh

香港天文台(台風情報):

http://www.hko.gov.hk/wxinfo/currwx/tc_pos.htm

台湾中央気象局:

http://www.cwb.gov.tw

フィリピン気象庁(PAGASA):

http://www.pagasa.dost.gov.ph

フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):

http://www.ndrrmc.gov.ph/

ベトナム国立気象センター(台風情報):

http://www.nchmf.gov.vn/web/en-US/43/Default.aspx

韓国気象局(日本語版):

http://web.kma.go.kr/jpn/weather/typoon/typhoon_5days.jsp

グアム国土安全保障省/市民防衛室ホームページ:

http://www.ghs.guam.gov

米国気象予報室(National Weather Service Forecast Office):

http://www.prh.noaa.gov/guam/cyclone.php

3 万一災害に巻き込まれた場合は,現地の気象当局等が発表する警報等に従って安全確保に

努めるとともに,最寄りの在外公館まで連絡してください。

4 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ 参照)

※在留届を提出し,当館の管轄外に住所を移した方は,ryouji2@ko.mofa.go.jpまで,氏名,旅券番号,おおよその異動日をご記入の上,ご連絡をお願いします。

※たびレジに登録されている方でメールが不要な方は,ご自身での登録の変更をお願いいたします。https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

○在広州日本国総領事館

(市外局番020)−8334−3009(代表)

(市外局番020)−8501−5005(代表)

ホームページ:http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/