治安情報「セントロ地区にて発生した脱獄事件について」
1 事件の概要
報道によると,4月24日(月)午前,マナウス市セントロ地区に所在する刑務所(Cadeia Raimundo Vidal)にて,囚人6名の脱獄事件が発生しました。脱獄した内の4名は脱獄直後,駆けつけた軍警察官との銃撃戦の末に逮捕されました。2名は逃亡中で,現在当局が一体となって捜査を進めている模様です。
※脱獄犯グループは首都第一コマンド(PCC)の構成員であり,1月1日にマナウス近郊刑務所で発生した大規模集団虐殺及び集団脱獄事件に関連し,敵対するファミーリア・ド・ノルテ(FDN)への報復を目論み,脱獄を企てたと報じられています。
【参考:事件発生現場周辺地図 ※google map】
2 総領事館からのお願い
(1)報道等により最新の情報入手に努めるとともに,周囲の状況に注意を払い,不測の事態(抗争)に巻き込まれることのないよう十分注意してください。
(2)脱獄犯は現金などを所持していないことが考えられるため,強盗や誘拐などの二次犯罪を犯す可能性があります。銀行から現金を引き下ろす際の周囲の警戒や,可能な限りグループで行動する,大きな鞄は持ち歩かない,外出時は周囲に気を付ける(特に警戒心が緩む帰宅時は注意が必要),など十分な注意が必要です。
ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル↓↓↓
http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html
いざという時の安否確認に役にたつ「在留届」の登録はこちら↓↓↓
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/
(参考)
先般,バングラデッシュにおいて発生したダッカ襲撃テロ事件など,2015年以降,テロをはじめとした突発的な事件や事故等によって邦人の方々が被害に遭うケースが増加しております。万一,皆様がこのような事態に遭った場合に,当館は「在留届」をもとに在留されている皆様の所在地や緊急連絡先を確認して援護します。「在留届」があれば安否の確認,緊急連絡,救援活動,留守宅への迅速な連絡が可能となりますので,未だという方については「在留届」の提出をお願い致します。また既に提出されているという方についても,過去に提出頂いたものから居住地の変更や連絡先の変更等があった場合は,変更届の提出をお願い申し上げます。
※在留届:旅券法第16条により,海外に3か月以上滞在する場合に,管轄の在外公館に,身分事項とともに住所や電話番号,緊急連絡先を届け出ることを義務づけています。
電話:(市外局番92) 3232-2000,国外からは(国番号55)-92-3232-2000
ホームページ:http://www.manaus.br.emb-japan.go.jp/
以 上