《ポイント》
●2月18日付けの政府発表にて、ベリーズ国内で結核感染者及び、(一般的に「ダニ熱」として知られている)アナプラズマ症を発症した家畜の発生を確認しました。
●結核、ダニ熱に感染した場合の症状については風邪の諸症状に似ており、また、発症した場合は直ちに医療機関を受診してください。
●現在、ベリーズ国内において、これら症状の本格的な流行は確認されておりませんが、感染に注意する必要があります。
《本文》
2月18日、政府発表のプレスリリースによれば、ベリーズ市内にて結核を発症した一般市民及び、カヨ郡エル・ピラール地区の牧場内にてアナプラズマ症(ダニ熱)に感染した牛が確認されました。
結核を発症したのは、ベリーズ市内の高校に通う16歳の高校生と、その同居家族である10歳の児童でした。これを受け、ベリーズ保健省は各学校へ通知するとともに、公衆衛生についての手順を開始し、患者と濃厚接触した疑いのある市民の追跡調査が行われています。なお、この患者らは治療を受け、経過は良好とのことですが、結核は人から人へ空気感染するため、注意が必要です。
ダニ熱の感染が確認されたのは、カヨ郡エル・ピラール地区(グアテマラ国境付近の地域)の牧場で、本年1月12日以降、牛の健康異常や死亡に関する報告が多数あり、ベリーズ農業省及びベリーズ農業保健局による検査を実施したところ、複数の牛からダニ熱の陽性反応が確認されました。なお、2月4日にも、別の牧場で牛への感染が確認されており、同省は、同地域内で感染が相次いで発生していることを示唆しています。また、現在、家畜のみへの感染が報告されていますが、このダニ熱は、ダニ媒介感染症(人獣共通感染症)として人へ感染する恐れがあるため、注意が必要です。
以下、ベリーズ政府発表のプレスリリースをご参照ください。
結核:https://www.pressoffice.gov.bz/mohw-and-moe-inform-of-confirmed-tuberculosis-cases/
【症状と予防策】
1 結核
二週間以上続く咳、体重の減少、寝汗、発熱、倦怠感など、風邪の症状に似ています。結核は徐々に進行し長引くのが特徴です。また、重症化すると血痰や呼吸困難を引き起こすため、少しでも症状が出た場合は、直ちに医療機関を受診してください。
2 結核の予防策
ア 規則正しい生活をし、十分な栄養と睡眠、適度な運動など、体力や免疫力を維持してください。
イ 自他共に咳やくしゃみが出る場合は、マスクを着用し飛沫を飛ばさないようにしてください。
ウ 密閉空間内にいる場合は、定期的に換気してください。
3 ダニ熱(アナプラズマ症)
病原体を保有するマダニに刺される(吸血される)ことで人に感染します。症状としては、発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感など、インフルエンザに似た症状を引き起こします。山や草地に入った後に発熱した場合や、明らかにマダニに咬まれた際は、早めに医療機関を受診してください。
4 ダニ熱の予防策
ア マダニに咬まれないように、エアゾールタイプの防虫スプレーの使用や、長袖、長ズボンを着用してください。
イ 藪や茂みに立ち入る際には十分注意し、感染情報のある地域にはなるべく近づかないでください。
なお、現在、ベリーズ国内においてこれら感染症の流行拡大の兆候は見られません。ですが、万が一にも感染してしまう恐れがありますため、上記の予防策をご参考いただき、感染対策を講じてください。
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