【注意喚起】邦人被害ひったくり事件の発生

【ポイント】

・アディスアベバ市内において、邦人被害のひったくり事件が発生。

・早朝・夜間の徒歩移動は避けてください。

・スマートフォン等を狙った窃盗事件、強盗事件が昼夜を問わず発生。

・ティムカット祭会場となる教会周辺では、参加者や観覧者を狙ったスリや車上ねらいなどの盗難が発生するおそれもあります。防犯対策を徹底してください。

・犯罪被害に遭ったときは、すぐに日本大使館へ連絡願います。

【本文】

１．アディスアベバ市内において、以下のとおり、邦人被害のひったくり事件が発生しました。

（１）発生日時

　１月２０日（土）午前７時３０分ころ

（２）場所

　ボレ地区、ボレメダニアレム教会付近歩道上

（３）事案の概要

　被害者が単独で徒歩移動中、３人組の男達が忍び寄ってきて、１人が背後から被害者を押し倒そうとし、別の２人が被害者の腕を掴むなどしてきた。被害者が倒されまいと、また腕をほどこうとしている間に、ズボン右ポケットに入れていたスマートフォン、カードケース及び小銭入れが奪い取られ、男達はその場から逃走。

２．犯罪被害に遭わないために

（１）アディスアベバ市内では、昼夜を問わず歩行中の窃盗（スリ・ひったくり）、強盗被害が多発しています。エチオピア人同様、外国人もいつでも標的になり得ます。徒歩移動の際は、常に狙われていると自覚してください。特に早朝・夜間の徒歩移動は避けてください。

（２）窃盗（スリ・ひったくり）事案は、腕をつかむ・水や唾をかける・物を売るそぶりで執拗にまとわりつく等で注意を引き、貴重品を盗む手口が殆どです。携帯電話を持っていることが明らかで、結束していない場合は狙われます。財布、携帯電話などの貴重品にはチェーンやストラップを付け、着衣や身体に結束してください。

（３）１月２１日までのティムカット祭期間中は、会場となる教会周辺で、参加者や観覧者を狙ったスリや車上ねらいなどの盗難が発生するおそれもあります。

（４）常に周囲を警戒し、接近してくる不審な人物を認めるなど異変を感じた場合はすぐにその場を離れ、街頭の警察官や周囲の人に分かりやすい言葉で助けを求めて下さい。

（５）相手が銃器や刃物を所持して脅迫してきた場合は、生命の安全を最優先させ、抵抗することなく従って下さい。

３．万が一、犯罪の被害に遭われた場合には、すぐに下記連絡先までご連絡願います。

以上

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