ワガドゥグ市内における集会に対する注意喚起

 10月31日(火)、ワガドゥグ市内に所在するブルキナファソ労働総同盟(CGT−B)の本部(La Bourse de Travail)において、同組合員が暫定政権に対し、物価の高騰、各種自由の制約(政党活動、言論の自由)などブルキナファソの現状についての説明を求める集会が開催される予定です。

  同集会の開催に際し、当初からトラオレ暫定政権支持派の市民等が強く反発しているものの、組合側は例年の行事であるとして予定どおりの実施を表明している等、両陣営間では緊張感が生じています。また、暫定政権支持派側内においても静観する立場と反意を表明する立場が入り交じっており、今後の推移次第ですが、集会当日は、そうした不確定要素により、集会の妨害や衝突等の混乱が生じる可能性は完全には排除されません。同集会の開催時前後は周辺地区において交通規制や警備の強化もなされる可能性があるため、通行上の制約が生じ得ます。

 つきましては、通行上の制約に加えて、不測の事態が発生する恐れがありますので、邦人の皆様におかれましては、同集会に関する最新の情報の収集に努めていただき、労働組合本部周辺はじめ、市内中心部や多くの人が集まっている場所、政府関連施設(軍、警察等)、外国人が多く集まる施設等に近づかないよう御注意をお願いします。

ブルキナファソ日本国大使館

(+226) 25 37 65 06/09