【ポイント】
〇ニュース等にて報道されているように、シーア派聖職者の逮捕に対する抗議活動が行われているギルギット・バルチスタン地域では刑事訴訟法第144条にもとづく集会の禁止が発表され、道路の閉鎖や通信制限なども行われております。
○在留邦人の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれないためにも抗議活動が行われている場所には決して近づかないとともに、引き続きニュース等により最新の情報の入手に努めてください。
○緊急時の連絡先:051−9072500(在パキスタン日本国大使館代表)
【本文】
1 ギルギット・バルチスタン地域では、シーア派聖職者の逮捕に対する抗議活動が行われており、9月2日には同地域において刑事訴訟法第144条にもとづく集会の禁止を発表しています。また、同地域では道路の閉鎖や通信制限なども実施されています。
2 在留邦人の皆様におかれましては、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けて頂きますようお願いいたします。
(1)政府の公式発表や報道等により最新の安全情報を入手するようにし、抗議活動が行われている場所には、決して近づかない。
(2)万が一、移動途中等に抗議活動に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。
(3)抗議活動の標的となりやすい場所(宗教関連施設、宗教行事開催場所、政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等))には出来るだけ近づかないようにし、用件は短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。
(4)長期間の座り込みにより物流が滞った場合に備え、食料や水、ガソリンを満タンにしておく等の準備をする。
3 なお、上記注意点以外にも、外務省広域情報など当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。
○当館ホームページ:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全ホームページ(パキスタン):
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0
○在留届及び「たびレジ」への登録のお願い
海外渡航前には、万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにして下さい。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え、必ず在留届を提出してください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html
また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#
○緊急時の連絡先:051−9072500(在パキスタン日本国大使館代表)