報道によれば、労働組合や市民団体等９０の組織が、パリ郊外ナンテール市で起きた警官による少年射殺事件に関し追悼と怒りを表明し、７月８日（土）にフランス各地で行進を行うよう呼びかけています。在リヨン領事事務所管轄地域内においては、７月８日（土）１５時から、ヴェニシュー駅（ローヌ県）周辺で「正義のための行進（Marche pour la justice）」と称したデモが呼びかけられておりますが、他の都市でもデモが発生する可能性がありますので注意が必要です。
警官による少年射殺事件後の一連の暴動では、公共施設や商店に対する破壊行為や略奪、暴徒と警察の激しい衝突が発生しており、ローヌ県庁は７月３日までに１４７人の身柄を拘束したと発表しています。今後も同様の事案が発生する恐れがありますので、報道等から最新の情報を入手するとともに、デモや人だかりを見かけた場合には付近に近づかないようにし、身の回りの安全に十分注意してください。
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在リヨン領事事務所
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