6月27日(火)にナンテール市(オー・ド・セーヌ県)で起きた警官による少年射殺事件を受け、フランス各地で暴動が発生しています。
暴動はリヨン地域においても発生しており、報道によれば、29日早朝、リヨン市内(5区、7区及び9区)、ヴィルールバンヌ市(Villeurbanne)、デシンヌ市(Decines)、ヴォー・ザン・ヴラン市(Vaulx-en-Velin)、ブロン市(Bron)及びヴェニシュー市(Venissieux)でも暴動が発生し、ヴィルールバンヌ市においてはアパートに火砲弾が投げ込まれ火災が発生し4名が負傷、デシンヌ市庁舎では放火未遂事件が発生しています。いずれも夜間に起きていることから、夜間の外出の際には注意が必要です。
また、6月30日(金)20時、リヨン市1区テロ―広場において警察の人種差別、犯罪、暴力に抗議する集会が予定されていることから、一部の過激化した抗議デモ参加者と治安部隊による衝突が懸念されます。
ついては、今後も同様の事案が発生する恐れがありますので、報道等から最新の情報を入手するとともに、デモや人だかりを見かけた場合には付近に近づかないようにし、身の回りの安全に十分注意してください。
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