詐欺・窃盗(偽警察官)事件の発生(パールPaarl、R301とN1の交差点付近)

●邦人がR301を車両で走行中、偽警察官による詐欺・窃盗被害に遭いました。

●警察を名乗る者に停車を求められた際は、偽警察官による強盗である可能性を念頭に置き慎重に対応し、警察や契約警備会社などに通報し応援を求めてください。

●当地ではATMで料金や罰金を支払わされることはありませんので、いかなる場合であっても他人の前でATMを操作しないでください。

1 数日前19:00頃、邦人がレンタカーでR301(N1との交差点付近)を走行中、並走してきた車両(白色、警察マークなし)に停車を要求されました。停車したところ相手車両から降車してきたポロシャツにトラフィックオフィスのバッジを着用した男3人が、一時停止線で停止しなかった旨を指摘し、近くのATMで罰金を支払うよう要求されました。その後近くのガソリンスタンド敷地内のATMに誘導されATMを操作しましたが、途中ATM周りに集まってきた男らと話している内にクレジットカードを搾取されました。また、男らが所持していたカードマシンでもクレジットカード決済を迫られ約30万円引き落とされたもの。

2 以下の点に留意して安全対策を講じるようにしてください。

(1)車両に警察マークが無い場合や、衣服に疑いがある場合は、偽警察官による強盗である可能性を念頭に置き、可能であれば相手にせずそのまま走り去る、執拗に追走される場合はハザードランプを点灯させながら、警察署や警備員のいる施設など安全が確保できる場所まで移動して下さい。

※覆面警察を装い青い灯火を点滅させて犯行におよぶ「ブルーライトギャング」や汚職警察官の犯行も存在しますので、直ぐに信用せず十分に警戒してください。

(2)罰金支払いを求められた場合でもその場で支払わず、違反切符(Fine Ticket)の発行を要求し、後日支払う旨説明して下さい。その際は、相手を逆上させないよう冷静に落ち着いて対応してください。

(3)警察や契約警備会社などに通報し応援を求めてください。

南アフリカ警察コールセンター:10111

ケープタウン緊急コールセンター:107/021−480−7700

(4)当地では、特に観光客をターゲットとしたATM詐欺が頻発しています。当地では他人の誘導によりATMで各種の料金や罰金を支払わされることはありませんので、さまざまな手口により他人からATMに案内された時点で詐欺だと確信し相手にしないで下さい。また、絶対に他人の前でATM操作をしないで下さい。

3 万一、事件・事故等に巻き込まれた場合は、警察当局へ被害を届け出ると同時に、その概要を在ケープタウン領事事務所に連絡してください。

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ケープタウン領事事務所

電話:(国番号27)-(0)21-425-1695

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