現在、当地では中国人に対しての金品目的の住居侵入、追跡強盗被害等が増加傾向にあり、同様の犯罪被害は首都ウィントフックに限らず、ナミビア国内全域において報告されています。(日本人は中国人に間違われることが多いため)在留邦人や旅行者の皆様におかれましては、平素から金品や電子機器を目立たせない、ATM等で現金入手後、車で移動される際には、後方から不審な車が追跡していないか確認する等、常に警戒いただきますようお願いいたします。
【内容】
1 当地警察によれば、中国人は多額の現金を所持、または、自宅に保管しているというイメージが高まっており、その結果、彼らが標的になるケースが増加しているとのことです。
2 最近実際に発生した参考事例
(1)8月10日、10時頃、Riethaan Street,Hochland parkの中国人実業家宅で侵入強盗事件が発生。6人の強盗犯は、常駐していた警備員を拘束し、住居内に侵入。被害者は銃で脅され、1,100,000ナミビアドル及び10,000USドル、ラップトップ、防犯カメラの記録装置等を奪われた。
(2)8月10日、19時55分頃、MHM Logistics CC in the Brakwater areaで侵入強盗被害が発生。寮内で就寝中だった中国人経営者と従業員は武装強盗犯に銃を突きつけられ、手錠を掛けられて暴行された上、5,000ナミビアドルと携帯電話を奪われた。
(3)9月3日、13時頃、Epic Hotel Oshikangoの周辺で中国人実業家がナイフを持った5人組の強盗犯に襲われ、63,527ナミビアドルの入ったハンドバッグを奪われた。
(4)10月3日、22時40分頃、Hansa City Unit number six in the Lafrenz Industrial Areaで中国人実業家が事務所から退勤時に4人の強盗犯に襲われた。被害者及び同家族は拘束された状態でトイレに閉じ込められ、600,000ナミビアドル、ラップトップ2台、携帯4台、車両及び住宅の鍵等を奪われた。
3 当地警察観光客保護ユニット連絡先
旅行者の方で、被害に遭われた場合には、発生場所を問わず、以下の連絡先にご連絡いただければ、よりスムーズな対応が期待できます。(連絡の際は、国籍、氏名、被害発生場所及び時間、被害内容を告げてください。)
・担当者1携帯 +264 81 259 6425/+264 81 615 4401
・担当者2携帯 +264 81 474 7414
・担当者3携帯 +264 81 252 7017
・担当者4携帯 +264 81 147 8663
4 各州の警察署連絡先
(1)Erongo Region(エロンゴ州):064-219025
(2)Oshikoto Region(オシコト州):067-2235033
(3)Oshana Region(オシャナ州):065-2236006
(4)Otjozondjupa Region(オチョジョンジュバ州):067-300600
(5)Ohangwena Region(オハングウェナ州):065-264208
(6)Omaheke Region(オマヘケ州):062-566100
(7)Omusati Region(オムサティ州):065-251864
(8)Karas Region(カラス州):063-221800
(9)Kunene Region(クネネ州):065-273148
(10)Khomas Regilon(コマス州):061-2094439
(11)Zambezi Region(ザンベジ州):066-251233
(12)Hardap Region(ハーダップ州):063-345036
(13)Kavango East Region(東カバンゴ州):066-266300
(14)Kavango West Region(西カバンゴ州):066-264877
当館ホームページには、主にナミビアに滞在されている在留邦人向けに作成した「安全の手引き」をPDF形式で掲載しております。こちらも併せてご活用ください。
「安全の手引き」URL:
https://www.na.emb-japan.go.jp/files/100155529.pdf
(連絡先)
在ナミビア日本国大使館 領事班
住所:78 Sam Nujoma Drive, Klein Windhoek, Windhoek, Republic of Namibia
開館時間:8:30-12:45 13:45-17:00
電話:+264 61 426 700
FAX: +264 61 426 749
E-mail:consul@wh.mofa.go.jp