【注意喚起】今週末のスリランカ国内における抗議行動

●昨夜（３月３１日）、スリランカ大統領私邸周辺やダルガマ付近のキャンディ・ロードで行われた抗議行動では車両が燃やされる等、一部が激化し、警察が鎮圧のために放水や催涙ガスを使用する事態となりました。また、深夜にはコロンボ北、南、中央、ヌゲーゴダ、ケラニア及びマウントラビニア警察管区において外出禁止令が発令されました（今朝５時に解除）。

こうした中、本日も抗議行動による道路封鎖が複数箇所において行われています。

●報道によれば、４月２日（土）午後６時より、ネルン・ポクナ劇場（コロンボ市内ヴィハーラ・マハー・デーウィ公園前）に白い布をつけた車で集まり、抗議行動を行う呼びかけが行われています。また、この他にも複数の抗議行動実施の呼びかけが行われています。

●更に、４月３日（日）午前９時或いは午後３時に、スリランカ全土に亘る各地にて、抗議行動を行うことがSNSを中心に広く呼びかけられています。この呼びかけの多くは匿名で行われており、どの程度の規模になるのか予測が困難です。また、集合場所が指定されていない地域もあり、自然発生的な抗議行動が巨大化し、激化する可能性も排除出来ませんので、以下の注意事項に留意願います。

「注意事項」

・　スリランカ政府の発表や報道により、最新の関連情報の入手に努める。

・　週末にかけ、多くの抗議行動の呼びかけが行われており、いつでも、どこでも抗議行動の場に居合わせる可能性があることに留意し、周囲の状況に常に注意を払う。

・　特に抗議行動による道路封鎖や当局による規制等により、交通渋滞が発生する可能性が高い。

・　抗議行動の場に遭遇した場合には、むやみに近づいたり、写真を撮影したりせず、警察等治安当局が現場にいる場合には、その指示に従って、速やかにその場を立ち去る。

●何らかの邦人の被害情報等に接した場合には、当館にご連絡ください。

○問い合わせ先

在スリランカ日本国大使館

電話：（国番号９４）１１−２６９−３８３１

住所：3rd & 4th Floor, M2M Veranda Office, No.34, W. A. D. Ramanayake Mawatha, Colombo 2　（移転しました）

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