●４月２日（土）より５月１日（日）までイスラム教の断食月（ラマダン）となり、５月２日（月）及び３日（火）がイスラム教の断食明け大祭（レバラン）となる見込みです。例年、ラマダン期間中は一般犯罪も増加する傾向にあり、注意が必要です。
●ラマダン期間中も、テロへの警戒を怠らないでください。
１．本年は、４月２日（土）より５月１日（日）までイスラム教の断食月（ラマダン）となる見込みであり、５月２日（月）及び３日（火）がイスラム教の断食明け大祭（レバラン）となる見込みです（正式には宗教省がラマダン開始の前日夜に決定・発表。）。イスラム教徒にとって神聖とされるラマダン期間中は、イスラム教徒の習慣を尊重し、周りの人の感情を害さないよう自らの言動に気を付ける等、通常以上の配慮が必要です。
２．例年、ラマダン及びレバラン期間中はスリや置き引き、ひったくりなど金品目当ての窃盗犯罪が増加する傾向にあることに加え、本年は約２年振りに観光目的のインドネシア入国が再開されたこともあり、観光客の増加によって、繁華街や観光地などにおける外国人を狙った犯罪の増加も懸念されます。外出時や在宅時の防犯・安全対策を怠らないようにしてください。
３．ラマダン期間中も引き続きテロへの警戒を怠らないようにしてください。昨年は、マカッサルの教会前での自爆テロ事件、国家警察本部（南ジャカルタ）におけるテロ事件等、複数のテロ事件が発生しています。テロの標的となりやすい場所（警察署等治安関連施設、宗教関連施設（寺院、教会）、商業施設など不特定多数の人が集まる場所、公共交通機関、ホテル等）やその周辺を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど自らの安全確保に努めてください。
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