欧州=日本便の運航状況、及び新型コロナウイルス関連情報(ブルガリア国内のオミクロン株の状況、及び現在の感染状況)

【ポイント】

●現在のロシア・ウクライナ情勢を受け、欧州=日本便の欠航やルート変更による飛行時間の増加等、航空便に大きな影響が出ています。

ブルガリア各地において1月31日から2月17日の間に採取された448件の新型コロナウイルスのサンプルを検査した結果、440件(98.2%)がオミクロン株、8件(1.8%)がデルタ株でした。

●3月6日、ブルガリアの過去14日間の人口10万人あたりの新規感染者数が500を下回り、ダークレッドゾーンから抜けました。

【本文】

○3月7日、JAL及びANAは、現在のロシア・ウクライナ情勢に鑑み、一部欧州便の欠航、及びルート変更による運航を発表しました。多くの欧州便が欠航となり、運航される便(JALの羽田=ロンドン便や、ANAの成田=ブリュッセル便、及び羽田=フランクフルト便等)もロシア上空を飛行しないルートで通常よりも飛行時間が長くなっています。

また、ANAは、ブリュッセル→名古屋(3月11日のみ)、フランクフルト→関空(3月14日のみ)を運航します。

詳細は各航空会社HPを御確認ください。

JAL発表(3月9日分まで)→ https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2022/other/220303/

ANA発表(3月15日分まで)→ https://www.ana.co.jp/asw/topinfo/info.jsp?infoID=i20220224205430&info_tool_flag=1%E3%80%80

ロシア・ウクライナ情勢を受けて、連日、航空便に大きな影響が出ています。航空便の利用を予定・検討している方は、最新のフライト情報に十分御注意ください。

ブルガリア国内の変異株の状況(3月7日付ブルガリア国立感染症センター発表)→ https://ncipd.org/index.php?option=com_k2&view=item&id=688:ncov-sequencing-160220222&lang=bg

 ブルガリア各地において1月31日から2月17日の間に採取された448件の新型コロナウイルスのサンプルを検査した結果、440件(98.2%)がオミクロン株(BA.1、BA.1.1が331件、及びBA.2が109件)、8件(1.8%)がデルタ株(B.1.617.2、及びAYとシリアル番号からなるサブ変異種)でした。

 なお、前回発表の3月1日時点では、オミクロン株が全体の96.3%で、デルタ株が残りの3.7%でした。

 今回の調査結果の内訳は以下のとおりです。

<デルタ株:8件>

 AY.119.1 :2件

 AY.125  :1件

 AY.126  :1件

 AY.4.4  :1件

 AY.43  :3件

<オミクロン株:440件>

 BA.1  :171件

 BA.1.1 :160件

 BA.2  :109件

ブルガリア国内感染状況週間統計(2月27日(日)から3月5日(土)の週。当館取りまとめ)

・陽性率:12.57%(5週連続で前の週を下回る)

・新規感染者数:13,095人(5週連続で前の週を下回る。前の週から41.9%減少。2万人を下回ったのは昨年12月26日の週以来9週ぶり)

・死者数:357人(2週連続で前の週を下回る。前の週から23.4%減少)

・入院患者増減数:−1,069人(4週連続で退院者が新規入院者を上回る)

・集中治療患者増減数:−80人(3週連続で転出者が転入者を上回る)

ブルガリア国内の3月5日から7日の感染状況特記事項(当館取りまとめ)

<3月5日(土)>

・新規感染者数2,125名(先週の同じ曜日から26.8%減)

・7日間感染者数13,095名(36日連続減少。前日から5.6%減)

・新規死者数74名

・7日間死者数357名(2日連続減少)

・人口100万人あたりの7日間死者数世界8位に上昇

・陽性率10.86%

・過去14日間の人口10万人あたりの新規感染者数512.3(31日連続減少)。全国28地域中1地域が1000超え(前日から±0。ヴァルナ県のみ)。

・プレヴェン県、スタラ・ザゴラ県がダークレッドゾーン脱出

<3月6日(日)>

・新規感染者数1,388名(先週の同じ曜日から5.5%減)

・7日間感染者数13,015名(37日連続減少。前日から0.6%減)

・新規死者数21名

・7日間死者数353名(3日連続減少)

・人口100万人あたりの7日間死者数世界9位に低下

・陽性率12.98%

・過去14日間の人口10万人あたりの新規感染者数494.8(32日連続減少)。1月6日以来59日ぶりにダークレッドゾーン脱出。全国28地域中1地域が1000超え(前日から±0。ヴァルナ県のみ)。

・ヴラツァ県がダークレッドゾーン脱出

<3月7日(月)>

・新規感染者数515名(先週の同じ曜日から28.9%減)

・7日間感染者数12,806名(38日連続減少。前日から1.6%減)

・新規死者数21名

・7日間死者数350名(4日連続減少)

・人口100万人あたりの7日間死者数世界7位に上昇

・陽性率9.50%(10%を下回ったのは1月1日以来65日ぶり)

・過去14日間の人口10万人あたりの新規感染者数484.4(33日連続減少)。全国28地域中1地域が1000超え(前日から±0。ヴァルナ県のみ)。

○3月7日(月)時点のブルガリア国内の感染状況(ブルガリア保健省発表統計)

 検査数 5,423件

 陽性率 9.50%

 感染者累計 1,101,326名(前日比+515名)

 死者累計 35,832名(前日比+21名)

 治癒累計 854,248名(前日比+868名)

 アクティブケース 211,246件

 入院中 3,172名(前日比−3名)

 集中治療中 413名(前日比−3名)

 感染医療従事者累計 23,465名(前日比+3名)

 ワクチン接種累計 4,310,499回(前日比+350回)

 ワクチン2回接種済み累計 2,048,993名(前日比+133名)

 ブースター接種者累計 694,613名(前日比+205名)

ブルガリア各地の過去14日間の人口10万人あたりの新規感染者数(3月7日時点:当館取りまとめ)

全国平均 484.4

<レベル4(ダークレッドゾーン:500以上):7地域>

ヴァルナ 1096.8

ブルガス 694.6

シューメン 626.2

シリストラ 625.9

ソフィア市 576.6

タルゴヴィシテ 537.8

ドブリッチ 502.9

<レベル3(レッドゾーン:250〜500):16地域>

ヴラツァ 479.2

スタラ・ザゴラ 465.2

ヤンボル 450.4

プレーヴェン 449.2

ヴェリコ・タルノヴォ 436.9

モンタナ 426.8

ソフィア県 420.3

ペルニック 413.4

ガブロヴォ 413.1

プロブディフ 404.6

ルセ 403.7

ロベチ 388.6

ラズグラッド 371.2

ヴィディン 349.4

ハスコヴォ 332.4

スリヴェン 312.0

<レベル2(オレンジゾーン:100〜250):5地域>

キュステンディル 209.4

スモリャン 199.0

パザルジク 193.3

ブラゴエフグラド 117.5

カルジャリ 117.1

<レベル1(グリーンゾーン:100未満):0地域>

○統計サイト「Our World in Data」によると、3月6日時点で、ブルガリアは、人口100万人当たりの過去7日間の平均死者数で世界7位、人口100万人当たりの累計死者数で世界2位です。出典はこちら→ https://ourworldindata.org/grapher/covid-deaths-daily-vs-total-per-million?tab=table&time=2022-03-06

○当館ツイッター(日本語)では、詳細な地域別感染者統計表、死者の男女年代別内訳を毎日掲載しています→ https://twitter.com/EmbassyBulgaria

○日々の感染状況の確認はブルガリア政府運営新型コロナウイルスポータルサイトもご利用ください(当館が利用しているデータの出典元です)→ https://coronavirus.bg/

○欧州域内の感染状況(欧州疾病予防センター(ECDC)HP)→ https://www.ecdc.europa.eu/en/cases-2019-ncov-eueea

○現在日本で実施中の水際対策の詳細(厚生労働省HP)→ https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

ブルガリアの現在の入国規制(当館HP)→ https://www.bg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid-19_FAQ.html

○当館フェイスブック「領事・安全情報ページ」では、当館領事メールをその都度掲載しています。これまでに当館が配信した領事メールの確認にご利用ください→ https://www.facebook.com/japanemb.bulgaria.anzen

○外務省の「たびレジ」に登録すると、現地の在外公館からの最新の安全情報を領事メールで受け取ることができます。他国への渡航を検討している方は、ぜひ「たびレジ」に登録して現地の最新情報を受信してください。登録はこちらから→ https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

○海外に3ヶ月以上滞在するときは、在留届の提出が義務づけられています。また、帰国の際は、帰国届の提出をお願いします。登録、変更は、オンラインでもできます。こちらから→ https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

○外務省海外安全HPでは、当館を含め、世界中の在外公館がこれまでに発信した領事メールを確認できます。各国の最新の入国規制を含む新型コロナウイルス関連情報の確認にご利用ください→ https://www.anzen.mofa.go.jp/riskmap/index.html

【参考】

ブルガリア保健省(ブルガリア語)

https://www.mh.government.bg/bg/

ブルガリア新型コロナウイルス・ホットライン(ブルガリア語)

電話 028078757(24時間)

■日本厚生労働省

新型コロナウイルス関連情報

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

新型コロナウイルスに関するQ&A

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

■外務省海外安全ホームページブルガリア

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_171.html#ad-image-0

世界保健機関(WHO)

https://www.who.int/health-topics/coronavirus

ブルガリア日本国大使館領事警備班

電話:(国番号359)2-971-2708(代)(24h)

e-mail: consul.jpn-emb@sf.mofa.go.jp

HP: http://www.bg.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

Twitter(日本語): https://twitter.com/EmbassyBulgaria

Twitterブルガリア語): https://twitter.com/EmbassyOfJapan

Facebook(日本語): https://www.facebook.com/japanemb.bulgaria.anzen

Facebookブルガリア語): https://www.facebook.com/Embassy-of-Japan-in-Bulgaria-Посолство-на-Япония-в-България-254192337927884/

Instagramhttps://www.instagram.com/jpembassyinbulgaria/

2022年当館休館日→ https://www.bg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kyukanbi.html

ゴルゴ13の海外安全対策マニュアル」好評配信中!

http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html

このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動配信されております。

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete