ウクライナとの国境付近に対する危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(引き上げ)」発出等に伴う注意喚起(3月3日)

ベラルーシ在留邦人の皆様

たびレジにご登録の皆様

〈ポイント〉

●3月3日、日本政府は、ウクライナとの国境付近に対する危険情報「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(引き上げ)」、ウクライナとの国境周辺地域以外のベラルーシ全土に対する危険情報「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)」を新たに発出しました。

ベラルーシに滞在中の邦人の皆様におかれましては、必要かつ急を要する用務等がない場合には、商用便による帰国の是非を検討されるようお願いします。

ベラルーシ渡航を予定している邦人の皆様におかれましては、ベラルーシへの渡航は止めてください。

 2022年2月24日に開始されたロシアによるウクライナ侵略について、ベラルーシ国内からもウクライナに対する攻撃が行われているとの情報があります。ウクライナとの国境周辺地域では軍事衝突による大きな被害が発生する可能性もあり、極めて危険な情勢です。このため、ウクライナとの国境周辺地域を危険情報レベル4に引き上げます。ウクライナとの国境周辺地域に滞在している邦人の方は、すぐに退避をしてください。

 欧米各国と同様、日本もベラルーシに対し、ロシアによるウクライナ侵略へ関与したとして制裁を科すことを発表しており、同発表を受けて、今後日本人であることを理由に危険が生じる可能性も懸念されます。

 また、昨年5月以降欧州各国がベラルーシとのフライトを禁止しており、今後の状況次第では、陸路での出国のため各国境検問所にも多くの人が集まり、出国が困難となる恐れも排除されません。

 以上の事情を踏まえ、ウクライナとの国境周辺地域以外のベラルーシ全土を危険情報レベル3に引き上げます。ベラルーシへの渡航は止めてください。また、同国にて必要かつ急を要する用務等がない場合には、商用便による帰国の是非を検討されるようお願いします。

 日本までのフライトは、イスタンブール経由での帰国が主な手段となりますが、フライト情報については、各航空会社やミンスク国際空港HP等で必ずご確認ください。

 「在留届」を提出した方で帰国、移転した方は、以下のURLで帰国又は転出届を提出してください。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login

外務省海外安全ホームページ

(PC)==> https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2022T024.html

(携帯)==> http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbhazardinfo_2022T024.html

 ベラルーシの国境から約30kmはボーダーゾーンに指定されており、無許可で立ち入った場合、治安当局に拘束される可能性があります。

※参考:ベラルーシ国家国境委員会公式ホームページ(ボーダーゾーンについて)

https://gpk.gov.by/en/border-zone-borderline/

※「たびレジ」に簡易登録した方でメールの受け取りを希望しない方は、以下のURLから変更・停止の手続きをしてください。

(変更)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/auth

(停止)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

ベラルーシ日本国大使館

電話:+375-17-203-6233, 6037

閉館時間中の緊急連絡先:+375-29-667-6869

E-mail: NIPPON-emb@mk.mofa.go.jp (代表)

HP: https://www.by.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html