韓国におけるコロナ19特別防疫対策の「防疫パス」一時中断

〇コロナ19特別防疫対策の「防疫パス」(※)が、3月1日から一時中断されます。

 ※接種証明、陰性確認制度

1.28日、韓国政府は、「コロナ19特別防疫対策」の「防疫パス」について、オミクロン対応のための防疫医療体系の改編や、保健所の業務負担の加重等を勘案し、3月1日(火)から防疫パスと、そのための保健所陰性確認書の発行を一時中断すると発表しました。

 今回の調整で、全施設に対する防疫パス適用が暫定的に中断されることとなり、現在、防疫パスを適用中の11種の不特定多数が利用する施設と感染脆弱施設(※)、50人以上の集まり、集会、イベントに対しては、3月1日0時から防疫パスの適用が中断されることとなります。

<現行の防疫パス適用施設等の範囲>

※11種の不特定多数が利用する施設

▲遊興施設等▲カラオケ▲屋内体育施設▲浴場業▲競輪、競艇、競馬、カジノ▲食堂 、カフェ▲マルチルーム▲ネットカフェ▲スポーツ競技(観覧)場(屋内)▲パーティールーム▲マッサージ店、あんま所

※感染脆弱施設(入院者・入所者の面会時のみ適用) 

医療機関▲療養病院、施設▲重症障害者、認知症施設▲敬老堂、老人福祉館等の高齢層の利用及び訪問施設

2.また、韓国政府は、4月1日に予定されていた青少年の防疫パスについても施行を中止すると発表しました。

※コロナ19ホームページ(韓国語)

http://ncov.mohw.go.kr/tcmBoardView.do?brdId=&brdGubun=&dataGubun=&ncvContSeq=370413&contSeq=370413&board_id=&gubun=ALL#

3.韓国国内における一日当たりの新規感染者数は、28日0時時点で139,626人、釜山総領事館管轄地域である釜山広域市は12,617人、大邱広域市は5,825人、慶尚北道は4,940人、慶尚南道は8,413人、蔚山広域市は2,485人となっており、連日高止まり傾向となっています。

感染を予防するためには、新型コロナウイルスワクチン接種後も、手洗い、マスクの正しい着用、3密(密閉・密集・密接)を避けるといった基本的な感染症対策や、健康管理を心掛けることが大切です。

在留邦人の皆さまにおかれましては、韓国政府及び自治体、保健当局等が発表する情報や感染予防対策等を通じ、最新の情報をご確認の上、これまで以上に感染予防に十分ご留意いただきますようお願いいたします。

在釜山日本国総領事館

(住所)18, Gogwan-ro, Dong-gu, Busan, Republic of Korea

釜山広域市東区古館路18)

(電話)051-465-5101(国外からは+82-51-465-5101)

(FAX)051-442-1622

(ホームページ)https://www.busan.kr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html