新型コロナウイルス関連(水際防疫措置の緩和等)

 14日、クウェート政府は閣議において、水際防疫措置の緩和及び国内生活における感染防止措置の緩和を決定したところ概要は以下のとおりです。

1.クウェート入国に際してのPCR検査及び自宅検疫について(2月20日から適用)

(1)新型コロナウイルスワクチン接種完了者(当館注:クウェート政府が承認するワクチンの必要接種回数を完了した者で接種完了から9か月以上を経過していない者)

 出発前及び入国時のPCR検査を不要とし、入国後の自宅検疫も不要とする。

(2)新型コロナウイルスワクチン接種の未完了者(当館注:必要接種回数を満たしていない場合又は接種完了から9か月以上を経過した者)

 出発前のPCR検査を不要とする。入国後7日間の自宅検疫とするが、入国後に実施したPCR検査の結果が陰性であれば同検疫を直ちに終了することができる。

(3)新型コロナウイルスワクチン接種の未接種者

 出発前72時間以内に実施したPCR検査の陰性証明書の提示が必要。また、入国後7日間の自宅隔離が課せられ、7日目にPCR検査を受検しなければならない。

※なお、16歳未満の子供はこれらから除外される。

2.水際防疫措置の緩和及び国内生活における感染防止措置の緩和(2月20日

から適用)

(1)映画館、劇場等の閉鎖施設での通常営業を許可する。ただし、ワクチン接種未完了者及び未接種者が入場する際は、72時間以内に実施したPCR検査陰性証明書を提示しなければならない。

(2)ショッピングモール等の大型商業施設への全ての者(ワクチン未接種者等を含む)の入場を許可する。

(3)モスク礼拝時における距離を通常時とする。ただし、マスク着用及び礼拝用敷物を携行すること。

(4)公共交通機関は、乗客全員マスク着用の上、最大収容力での輸送を許可する。

(5)屋内外における結婚式を含む社会的イベントの開催を許可する。

3.16歳未満の子供が学校に通うための要件

 ワクチン未接種の子供が学校に通うためのPCR検査(当館注:これまで毎週PRE検査陰性証明書を提出)を不要とする。ただし、PCR検査の結果が陽性であった場合及びコロナウイルスの症状が認められる場合は隔離しなければならない。

4.3月13日から、政府機関における職場出勤率を100%とする。

●現在、当館の領事業務は、事前予約制で行っております。各種申請(旅券、各種証明書等)をご希望される方は、来館前に大使館領事班までメールでお問合せ下さい。

(お問い合わせ先)

クウェート日本国大使館 領事班

電話(代表):(+965)2530−9400

メール:consular@kw.mofa.go.jp (了)