コロナ検査・隔離州令の改正（隔離期間の短縮等について）

●NRW州政府は1月14日、コロナ検査・隔離州令を改正しました。

●感染者の隔離期間はこれまで原則14日間であったところ、今後は原則10日間、陰性が証明できれば自主的に7日間に短縮可能。

●ブースター接種者、2回目のワクチン接種日及び感染日からそれぞれ90日以内の者等は、接触者としての隔離義務を免除。

1月8日付領事メールでお知らせした連邦と州の合意を受けて、NRW州政府は、コロナ検査・隔離州令を改正し、新型コロナウイルスの感染者及び接触者に対する隔離期間の短縮等について発表しました。

１　自らが感染した場合の隔離義務

原則として、感染が判明した日から10日間の隔離義務（保健局からの指示がなくとも陽性判明日から直ちに自主隔離を行う義務がある。）。

ただし、最低48時間前（すなわち自主隔離5日目）から無症状で、簡易検査又はＰＣＲ検査で陰性が証明できれば、自主的に7日間に短縮可。

なお、隔離期間を自主的に短縮する場合には、デュッセルドルフ市住民については、陰性証明を同市保健局の以下メールアドレスに提出すること。

q.ende@duesseldorf.de

２　接触者の隔離義務

（１）感染者の同居者

感染者と同様に原則10日間の隔離義務。ただし、感染者と同じ条件で7日間に短縮可能。

（２）保育所に通う幼児や学校に通う児童の隔離期間については、陰性証明をもって5日間に短縮可能。

（３）その他の接触者には、たとえば、複数人での飲食店利用、スポーツ、その他の集まりの際に感染者と接触があった場合、保健局からの指示がない限り自動的には隔離義務は適用されない（ただし、指示がない場合も、なるべく他者との接触を避ける等の対応が求められる。）。

３　接触者としての隔離義務が免除される場合

（１）ブースター接種済みの場合（ドイツ政府の認めるワクチンであれば種類にかかわらず3回の接種を終えている場合は該当）。

（２） 2回目のワクチン接種日から15日以上経過かつ90日以内の場合。

（３）感染からの快復者で、陽性検査証明の日付から28日経過かつ90日以内の場合。ただし、ワクチン接種済み（少なくとも1回）で感染から快復した場合、または、感染から快復後にワクチン接種（少なくとも1回）した場合は、ＰＣＲ検査陽性証明があれば日付は不問。

４　昨年末から、デュッセルドルフ市内の邦人が多く住むエリアで新型コロナウイルスに感染した在留邦人からの報告が、当館に多数寄せられています。

引き続き、感染防止対策に留意してください。

なお、ドイツ政府は「AHA」ルール（1.5メートルの対人間隔確保（Abstand halten），うがい・手洗い（手指消毒）等を含む保健衛生措置（Hygienemassnahmen）及び日常マスクの着用（Alltagsmasken tragen））の遵守を呼びかけています。加えて，コロナ警告アプリの利用（Appの「A」）及び複数人が滞在する密室における定期的な換気（Lueftenの「L」）を強く推奨しています。

【参考】

○ＮＲＷ州問合せ窓口（電話）：０２１１−８５５５

○デュッセルドルフ市ＰＣＲ検査予約ホットライン：０２１１−８９９６０９

○デュッセルドルフ市保健局自主隔離終了報告提出先：q.ende@duesseldorf.de

○ＮＲＷ州プレスリリース

https://www.land.nrw/pressemitteilung/neue-isolierungs-und-quarantaeneregelungen-bei-sars-cov-2-infektionen

■当館HPコロナ特設サイト

https://www.dus.emb-japan.go.jp/itpr_ja/Coronavirus_02.03.2020.html

■外務省海外安全ホームページ（ドイツ）

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_165.html#ad-image-0

■在留届（3か月以上滞在される方）／「たびレジ」（3か月未満の渡航の方）

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html