【ポイント】
・12月中旬から陽性率が急増、現在は約30%の陽性率。
・当国政府によるオミクロン株症例確認の発表はない。
・在留邦人の皆様は引き続き感染防止に努めて下さい。
【本文】
1 当地のコロナ情勢に関し、リア保健大臣のTwitter及びFacebook公式アカウントによれば、12月中旬から陽性率が急増し、現在では陽性率が約30%となっています。当地コロナ感染が第4波に突入したと考えられます。
2 世界的に拡大するオミクロン株につき、当国政府から国内例に関する発表はありません。しかし、急激な感染者数の伸びに比し重症者数が少ない傾向と、東アフリカ一帯が同時期に連動して急増する傾向等に鑑み、既に当地では同株が蔓延している可能性があります。同株の感染力はワクチン接種による免疫もスルーする極めて強いものと見られる一方、重症化の割合は少ない傾向にあるという分析が示されています。
現時点で国内の医療機関が逼迫している様子はありません。しかし、アビィ首相はクリスマス(1月7日)に向け、100万人のディアスポラのエチオピアへの帰国を呼びかけており、今後、他国からの輸入感染も予想されます。
3 在留邦人及び旅行者の皆様は、「ソーシャルディスタンスの確保」、「正しいマスクの着用」、「手洗い等の励行」及び「3密(密閉、密集、密接)を回避」を心がけ、引き続き感染防止に努めてください。
4 目的地がどこであれ商用便利用にはPCR陰性証明が必要です。日本行きの商用便を利用する場合、エチオピア出国72時間以内の陰性証明書の厚労省フォーマットへの転記が必要です。同サービスを提供している医療機関は、以下のリンクから確認ください。
https://www.et.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00809.html
5 11月26日、日本政府はエチオピア全土を危険レベル4(退避勧告)に引き上げました。情勢の急変により商用便の運行が停止した場合、日本への帰国・国外への退避は非常に困難になります。
<詳細>
(PC)==> https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2021T101.html
(携帯)==> http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbhazardinfo_2021T101.html
6 市内において情勢が急変する等、有事の際の対策・退避方法について、以下のとおり案内します。
(1)市内で緊急事態が発生した場合には、不要不急の外出を避け、群衆やデモ隊、政府及び軍施設には近付かないで下さい。
(2)身の回りで危険を感じた場合、大使館にご連絡ください。要すれば一時的退避場所を指示します。
(3)インターネットが遮断される場合、当館から在留邦人の皆様への連絡は、主にショートメッセージ(携帯番号宛)で行います。現在当館に登録されている電話番号に変更がある場合、直ちに高橋、中崎までご連絡下さい。
(4)電話、ショートメッセージも使えなくなった場合、当館はFM放送(99.0HZ)により情報提供を行います。FM受信可能なラジオを備えておいて下さい。
(5)身のまわりで異常があれば、直ちに以下の当館関係者にご連絡下さい。
高橋:内線501 携帯0911−200721(警備領事)
中崎:内線502 携帯0911ー216773(警備領事)
※在エチオピア日本国大使館 011−667−1166(代表)
(6)緊急時に備えて、「安全の手引き」をご参照ください。
<安全の手引き>
https://www.et.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00742.html
以上
【在エチオピア日本国大使館】
代表電話:011-667-1166
《緊急連絡先》
警備領事班
0911-200-721(高橋)eiji.takahashi@mofa.go.jp
0911-216-773(中崎)taisei.nakazaki@mofa.go.jp
0911-503-181(伊田)toshio.ida@mofa.go.jp
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