●ノルウェー国内の感染者数は高い水準で推移しています。また、オミクロン株による感染事例の報告も継続して確認されておりますので、引き続き感染予防に努めてください。
●毎週金曜日に発表されているノルウェー入国に際する検疫措置対象国(地域)に関する情報の変更は、クリスマス・年末年始休暇中は実施されず、このため12月17日に発表された各国(地域)の色分けが当分の間適用されるとのことです。
●12月23日時点で、ノルウェーから日本へ入国する方には検疫所が確保する宿泊施設における6日間の待機を含む検疫措置が求められています。ご帰国をお考えの方は、以下の日本における水際対策をご参照ください。
https://www.no.emb-japan.go.jp/files/100271921.pdf
1 ノルウェー国内の感染状況
FHIは、国内の感染状況に関し、以下を発表しました。感染者数は高い水準で推移しておりますので、引き続き十分な対策に努めるよう注意喚起がなされています。
(1)23日時点の累計感染者数は363,554人【先週金曜から+24,548人】、23日時点の累計死亡者は1,257人。【先週金曜から+53人】
(2)第50週(12月13日から19日)の感染者数(30,358人)は、第49週(12月6日から12日)の感染者数(34,123人)と比べてやや減少したものの、地域的にはオスロ市(過去2週間10万人当たり1,971人)やヴィーケン県(同1,641人)などで感染率が高くなっています。
(3)また、当国においてもオミクロン株による感染事例確認が続いており、23日時点で、オミクロン株感染事例が累計5,240件確認されています。また、変異株に占めるオミクロン株の割合も上昇が続いており、ノルウェー公衆保健研究所(FHI)は、年内にもオミクロン株による感染が主流になり得ると報告しています。詳細は以下でご確認ください。
https://www.fhi.no/sv/smittsomme-sykdommer/corona/meldte-tilfeller-av-ny-virusvariant/
(4)その他、ノルウェー国内の感染状況等に係る最新情報は、以下をご活用ください。
https://www.fhi.no/publ/2020/koronavirus-ukerapporter/
https://www.fhi.no/en/id/infectious-diseases/coronavirus/daily-reports/daily-reports-COVID19/
2 検疫措置対象国(地域)の変更(色分けの変更)
(1)毎週金曜日に発表されているノルウェー入国に際する検疫措置対象国(地域)に関する情報の更新は、クリスマス・年末年始休暇中は実施されないとのことです。
(2)このため、12月17日に発表された以下の各国・地域の色分けが当分の間適用されることになるとのことです。なお、日本からの入国に関しては、(参考3)「ライトグレー(その他の国(地域))」をご参照ください。また、北欧各国は地域毎に色分けがされているため、詳細は(参考1)及び(参考2)でご確認ください。
〇「緑」:なし
〇「オレンジ」:ルーマニア
〇「赤」:ブルガリア、アイスランド、イタリア、ラトビア、マルタ、サンマリノ、スペイン、バチカン
○「濃い赤」:アンドラ、ベルギー、エストニア、フランス、ギリシャ、アイルランド、クロアチア、キプロス、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、モナコ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、イギリス、スイス、チェコ、ドイツ、ハンガリー、オーストリア
(参考1)12月17日発表の詳細は、以下のプレスリリースをご参照ください。
検疫措置対象国(地域)の変更(12月17日付)
https://www.regjeringen.no/no/aktuelt/endringer-i-innreiseregler-for-land-og-omrader10/id2892735/
(参考2)FHIの感染状況基準を満たす国及び地域(各国・地域の色分け)の最新情報は以下のFHIホームページの地図をご参照ください。
(参考3)色毎の検疫措置の基準・概要等は、以下を参照ください。なお、日本は「ライトグレー(その他の国(地域))」に分類されています。
https://www.no.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00551.html
3 日本への帰国時の注意(日本の水際措置)
(1)12月23日時点で、ノルウェーから日本へ入国する方については、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)にて6日間待機し、入国後3日目及び6日目に改めて検査を受け陰性と判定された場合、同宿泊施設を退所し、入国後14日目までの間、自宅等で待機をしていただくことになります。
(2)また、既存の水際対策も継続されており、日本入国の際には出国前72時間以内の検査証明、誓約書(12月3日更新)、スマートフォンの携行(必要なアプリの登録・利用)及び質問票の提出が求められています。また、検査証明は、厚生労働省が指定するフォーマットを可能な限りご利用いただき、出発地、経由地を含め航空機への搭乗を拒否されるなどトラブルや混乱が生じないよう以下のウェブサイトを活用の上、最新情報をご確認ください。
○厚生労働省ホームページ(水際対策に係る新たな措置について)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
○検査証明書について(よくある質問)
https://www.mhlw.go.jp/content/000825073.pdf
○当館からの案内(ノルウェーにおける検査機関等の情報)
https://www.no.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00406.html
○出入国在留管理庁からの顔認証ゲート等利用時にかかるお知らせ(12月8日付)
https://www.no.emb-japan.go.jp/files/100271756.pdf
【送信元】
在ノルウェー日本国大使館 領事班
電 話: (+47)2201-2900
メール: ryouji@os.mofa.go.jp
※1 「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信停止をご希望の方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。
URL: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete
※2 「在留届」を提出した方で帰国、第三国に転居した方は、以下のURLで帰国又は転出届を提出してください。
URL: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login