冬期におけるデモ・抗議活動、暴動に関する注意喚起

 12月17日(金)の革命記念日から1月にかけて、各種のデモ・抗議活動が行われる可能性が高まっていますので、十分注意してください。

 今般、サイード大統領は、これまで1月14日であった革命記念日を12月17日に変更すると発表しました。これを受けて、大統領の政策に反対する政党や団体及び大統領支持派の両方が、12月17日にチュニス市中心部でデモ活動を予定し、参加を呼びかけています。

 また、例年、12月後半から1月は、社会経済的な理由から国民の不満がたまりやすく、チュニジア全土で多くのデモや抗議活動が発生する傾向にあり、その一部は時に暴徒化しています。本年1月にも各地で暴動が発生しました。

 つきましては、チュニジア渡航を予定している方及び既に滞在中の方は、デモ活動が予定される12月17日を始め12月後半から1月にかけては、不特定多数の人が集まる場所、特に、デモ及び抗議活動が多く行われるチュニス市中心部のブルギバ通り、カスバ及びバルドー地区、各主要都市の中心部に近づくことは必要最小限にしてください。また、突発的に暴動が発生することがありますので、周囲の状況に注意を払い、不穏な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど、不測の事態に巻き込まれないよう、自らの安全確保に努めてください。

 滞在中には以下の点に留意しつつ、危険に巻き込まれないよう注意してください。

〇報道等において最新の情報を入手する。

〇デモや集会等が開催される場所には近づかない。

〇万が一、デモや抗議活動等に遭遇した場合は、速やかにその場から離れるなどして、自らの安全確保に努める。

2021年12月15日

チュニジア日本国大使館

9, Rue Apollo XI, Cite Mahrajene, 1082 Tunis, TUNISIE

電話:+216-71-791-251/ 792-363/ 793-417