レバノンにおける新型コロナウイルス関連(2021.12.2レバノン政府による新たな感染拡大防止策)

レバノン政府は、新たな感染拡大防止策を発表しました。

 12月1日、レバノン政府は、多数の在外レバノン人が帰国する年末の休暇シーズンを前に、首相や保健大臣等が出席する会議を開催し、最近の感染者数の増加や新変異株の発生を踏まえ、新たな新型コロナウイルス感染症感染拡大防止策を決定・発表しました。概要は以下のとおりです。

1 公共機関・治安機関の職員のワクチン接種義務化

2022年1月10日以降、各セクターや公共機関の業務従事者及びラフィーク・ハリーリ国際空港、港湾施設及び国境施設等において関連業務に従事する治安機関職員は、保健省により認可されたワクチンの2回接種を完了した者、又は1週間に2度のPCR検査を自費で受検し陰性を証明する者でなければ、関連業務に従事することができません。

2 ワクチン非接種者の外出禁止

2021年12月17日から2022年1月9日までの間、レバノン国内全域において、毎日午後7時より翌日の午前6時まで夜間外出禁止令が発令されます。ただし、保健省により認可されたワクチンを少なくとも1回以上接種した者、発行後48時間以内のPCR陰性証明書を保有する者及び12歳未満の子供は本措置の適用除外となります。

3 各種施設における収容人員の制限

施設等の収容人員の50%を超過する各種集会及びパーティー等は禁止となります。

4 レバノン入国時の規制

2021年12月10日以降、ラフィーク・ハリーリ国際空港を経由してレバノンに到着する全ての搭乗者は、到着時に以下の入国手続きが適用されます。

(1)レバノン保健省により認可されたワクチンの2回接種が完了した旨を証明する書類等を提示する、又は発行後48時間以内のPCR陰性証明書を提示する。

(2)レバノン到着前までに、レバノン保健省指定のアプリケーションに登録を完了させる。

(3)12歳以上の搭乗者は、空港到着時にPCR検査を受検する。

5 学校・大学の休校

教育省の管理の下、2021年12月16日から2022年1月9日までの間、全ての学校、大学及び公私立の教育機関は原則休校(冬期休暇)となります。これに加え、レバノン保健省の計画に基づき、高校、大学等の教育機関の学生を対象とし、ワクチン接種が行われます。

6 観光施設・ホテル・レストラン等への入場制限

2021年12月10日以降、観光省の管理の下、国内全域の観光施設、レストラン及びホテル等では、ワクチン接種証明書(1回以上接種記録のあるもの)若しくは発行後48時間以内のPCR陰性証明書を提示しない者は、同施設等への入場ができません。

7 現地医療機関情報など

 ○在レバノン日本国大使館医務室からのお知らせ

 ○レバノン国内でPCR検査が受診可能な医療機関について

 ○レバノンへの入国

 ○日本への帰国

 ○在レバノン日本大使館への来館について

 ○その他(レバノン保健省の専門ダイアル等)

 ○参照リンク先

■外務省

・海外安全HP

・海外安全HP在レバノンからの安全情報(新型コロナウイルス関連含む)

■総理官邸HP

厚生労働省

新型コロナウイルスに関するQ&A

感染症情報

・咳エチケット

レバノン保健省(Ministry of Public Health)

  専用ダイヤル:+961-(0)1-594459、1787

各項目の詳細については下記リンク先を参照してください。

https://www.lb.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00061.html

邦人の方の感染にかかる情報及びご不明な点がございましたら下記の連絡先までご照会ください。

●在レバノン日本国大使館

 代表電話番号:+961-(0)1-989751〜3

 領事直通:+961-(0)1-989856/01-989855

 領事携帯:+961-(0)3-366018/03-345977

 領事緊急:+961-(0)3-362540

 FAX番号:+961-(0)1-989754

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