新型コロナウイルス感染症（黒竜江省ハルビン市等での市中感染の発生）

●１１月２７日以降、内モンゴル自治区満州里市では新型コロナウイルスの市中感染が拡大しており、その影響を受けて近隣の黒竜江省チチハル市訥河市でも感染者が確認されていました。

●１２月２日、ハルビン市でも内モンゴル自治区満州里市で確認された感染者の濃厚接触者である１名の感染が確認され、その他２名も初期検査で陽性と判定されたところ、ハルビン市政府は移動制限、市内対象施設の利用制限や営業停止などの措置を実施するため第４０号公告、市内対象地域で全市民を対象とした一斉PCR検査を実施するため第４１号公告を公表しました。

●引き続き、関係地方政府等の発表に最新感染情報や感染対策措置にご注意していただき、感染予防に努めてください。

●第４０号公告の要点

・ハルビン市からの不要不急の移動自粛：移動する場合は４８時間以内PCR検査陰性証明と健康コード（緑）を携行。

・劇場等の娯楽施設、スポーツ施設、教育施設、宗教施設などの密閉空間の利用停止

・大型会議、行事、公演等人が密集する施設利用、行事開催の停止

・個人診療所の診療停止、解熱薬等特定医薬品の販売制限

・地下鉄、タクシー、公共交通バスの運行制限、厳格な検温、健康コード確認、マスク着用の実施。

・感染者との接触した場合の社区への届出、発熱等の有症状者は最寄りの発熱外来受診。

（参考）公告の原文（中国語）は以下のハルビン市政府HPをご確認ください。

http://www.harbin.gov.cn/art/2021/12/2/art_98_1204896.html　

●第４１号公告の要点

・ハルビン市道里区、道外区、南崗区、香坊区、平房区、松北区等の全住民を対象としたＰＣＲ検査の実施。検査実施時間は各社区から住民に通知予定。検査実施前の期間の自宅待機、不要不急の外出・会合・会食の自粛。