【領事メール】【COVID-19】外国人によるワクチン接種証明書取得方法(沿海地方政府発表)

10月30日、沿海地方政府は、同日より導入されたQRコード制度に関して、外国人によるワクチン接種証明書取得方法について以下のとおり発表しましたので、ご参考として紹介いたします。なお、本件に関しては、日本で承認されたワクチンを接種した場合の取扱い等の詳細は発表されていないため、当館から関係当局に引き続き詳細確認中であり、追加情報等を入手次第お知らせします。

1 外国人は「ゴスウスルーギ」ポータルを通じて新型コロナウイルスのワクチンを接種した証明を受領することができます。このためには以下の手順を踏む必要があります。

2 第1に、ロシア連邦年金基金又は最寄りの多機能センター(МФЦ)の支部に問い合わせて個人保険番号(スニルス:СНИЛС)を取得する必要があります。これなしではワクチンを接種できず、証明書も発行されません。

3 外国人は、スニルスの取得のため、雇用主に依頼するか、ロシア連邦年金基金又は最寄りの多機能センターを個人で訪問しなければなりません。そこでは、旅券、一時滞在許可証、居住許可証(就労ビザ)を提示の上、所定のフォームのアンケートへの記載が求められます。

4 第2に、「ゴスウスルーギ」ポータルへの登録と多機能センター(МФЦ)での登録確認です。登録を確認するためには、公証された旅券の翻訳、旅券原本、個人保険番号(スニルス)が必要になります。「ゴスウスルーギ」ポータルへの登録は下記から可能です。

(リンク)「ゴスウスルーギ」ポータル

https://www.gosuslugi.ru/foreign-citizen?lang=en

5 第3に、保険会社が発行する強制医療保険証(ОМС)を取得する必要があります。外国人に対しては、一時滞在許可証及び居住許可証とともに、強制医療保険に加入することが義務付けられています。一時滞在許可証又は居住許可証を含む強制医療保険証を受領するには、身分証明書、有効な一時滞在許可証又は居住許可証の印が押された旅券、個人保険番号(スニルス)、申請書が必要です。

6 強制医療保険証を受領した後、沿海地方のいずれのワクチン接種会場でも新型コロナウイルスのワクチンを接種することができます。手続を終えると、「ゴスウスルーギ」ポータルの個人アカウントにおいて、外国人に対する新型コロナウイルスのワクチン接種の証明書が利用可能となります。

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