ベトナム国内における新型コロナウイルス関連発表(市内全域に対する社会隔離措置の継続)

●15日、ホーチミン市人民委員会は、9月16日0時から9月30日までの間、市内全域における社会隔離措置と各種感染防止対策の適用を継続する旨の公文書を発出しました。

●邦人の皆様におかれては、引き続き感染防止対策に努め、ベトナム政府やお住まいの地域の当局が発表する情報にご注意ください。

ホーチミン市人民委員会は、ファン・ヴァン・マイ人民委員長名で「9月16日から9月30日までの市内におけるCovid-19感染防止対策」に関する9月15日付公文第3072/UBND-VX号を、市内各部局長・委員長、トゥードゥック市・各区郡人民委員長及び市内各企業向けに発出したところ、概要は以下の通りです。

1 9月16日0時から9月30日までの間、首相指示第16/CT-TTg号(等各関連文書)の精神に従い、市内全域における社会隔離措置と各種感染防止対策の適用を継続する。

2 人民委員会の各公文に従い道路通行を許可された対象グループに対し、通行証の発給を継続する。既に市公安によって発給された通行証は、9月30日まで効力を有する。

3 市民に対する必要不可欠な商品、食糧、食品の供給確保については、既出の市人民委員会の計画第2798/KH-UBND号(8月21日付)及び公文第2994/UBND-DT号(9月7日付)に従い実現する。

4 7区、Cu Chi郡、Can Gio郡を含む感染を基本的に抑制できた地域、これら地域の輸出加工区及び工業団地、ハイテクパークは、以下の活動を試験的に実施する。

(1)市人民委員会が承認した(各地域の)計画に従い、市民が週1回市場に行くことを許可する。

(2)市人民委員会の安全基準を遵守し、各地域人民委員会の計画に従い、生産活動やビジネスが可能な分野を追加する。

(3)輸出加工区、工業団地、ハイテクパーク管理委員会は、市Covid-19対策指導委員会の8月15日付計画第2715/KH-BCD号と市人民委員会が公布した安全基準に従った生産方法の実現を企業にガイダンスする。

(4)個人のQRコードと紐づいたCovidグリーンカードを試験的に実施する。試験実施中も5Kの原則、定期的な抗原検査を行う。情報通信局は関連部局と連携し、実施の取りまとめを行う。

5 市内における一部活動の調整・追加

(1)アプリを活用する配達員(シッパー)に対し、感染防止対策を行い、2日に1度、3名までのプール検査を実施するとの条件の下、市区郡を跨ぐ配送を6時から21時までの間許可する。これら配達員に対する検査は、9月30日まで市の予算で対応する。

(2)以下に含まれる企業、家族経営のビジネス(いずれも営業登録証を有する)は、毎日6時から21時の間、活動を許可する。

ア 郵便、通信、オフィス・コンピューター機器、学習用品に関するサービス

イ 店内飲食を伴わない飲食店はテイクアウトのみ可。このビジネス形態は、「3つの現場(従業員の1か所での勤務、飲食、宿泊)」の方式に従って活動する。また販売はオンライン経由のみ。

ウ 農業生産支援、獣医

エ 工事、機械設備、交通手段の修理・メンテナンス、これら活動のための部品供給

オ 食糧、食品の生産、加工、販売

(3)上記(2)の活動条件

ア アプリを通じた配達サービスを利用する場合:上記(1)の内容に従う。

イ 各企業、家族経営ビジネスの配達員を利用する場合:1つの市区郡内のみでの活動を許可する。感染防止対策を行い、2日に1度、3名までのプール検査を実施する。これら検査費用は各自負担。

ウ 直接現場で勤務する労働者は、最低1回のワクチン接種を済まし、5日に1度、個別もしくは3名までのプール検査を実施する。これら検査費用は各自負担。

エ 上記(2)に掲げられる分野の企業及び家族経営の企業は、所属する各地区人民委員会に登録し、本公文2に規定される通行証の発給を受ける。

(4)市の安全基準を遵守しつつ工事を許可される各建設現場、交通工事については、各部局、市区郡人民委員会が地域の感染対策の安全状況に基づき、具体的な現場のリストを提出し、建設局が主体となって検討し、市人民委員会の(許可の)検討・決定を求める。

(5)グリーンゾーンに属するアパートや居住区内の公園における運動・スポーツについては、市区郡人民委員長は、感染対策の安全基準を確保している場合、坊・町・村等の下部人民委員長が(再開について)検討・決定するよう指導する。(再開する場合も)5Kを遵守しなければならない。

6 実施に向けた各機関への指示(省略)

(連絡先)

ホーチミン日本国総領事館 電話番号:+84-28-3933-3510

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