リトアニア国内における新型コロナウイルス感染者等の状況（8月18日）

１　リトアニア国内における感染者等（8月17日）

新規感染者：計576名（先週10日：576名）

累計感染者：計291,412名

3日付死亡者：計3名（先週10日：2名）

累計死亡者：計4,461名（先週比：+26名）

注意：感染者数等は政府公式HP等で発表されたものですが、後に変更されることもあります。

２　報道内容

・17日、国立社会保健センターはクラスターの発生状況について、1週間でクラスター数が13％増加、主に製造業、販売業での増加が目立ったと発表した。4週連続でクラスター数が増加しており、人々が屋内で過ごす時間が長くなるこれからの季節を考慮すると、全く楽観視できない状況になっているとしました。

昨年多数のクラスターが発生した社会介護施設では、ワクチン接種が進んだお陰で感染者数を大幅に抑えることに成功しているとし、未接種者に対してワクチン接種を受けるよう強く推奨しています。

・シモニーテ首相は17日、今後速いテンポでワクチン接種が進めば、政府は一部の規制について再考する用意があると述べた。現在、日々約1万人が新規にワクチン接種を受けているが、夏の間に国民の7割が少なくとも1回の接種を終えるためには、あと1か月で40万人の接種を行わなければならない。1日平均40〜50人の新規入院患者が発生し、各病院のICUも急速に埋まりつつあるとして、ワクチン接種の重要性を強調しました。

・ビリニュス地方の入院患者受入を担当するサンタロス病院は17日、コロナ患者用の病床40床のうち30床が埋まっており、中でもICUは9床のうち、8床が埋まったとして状況が逼迫してきていると発表しました。今後病床を増やす予定だが、それにより別の疾患に対する計画的入院治療の一部にしわ寄せがくるとしています。

・8月17日付，過去2週間のリトアニアの10万人あたりの感染者数は257.2人(先週211.2人)です。

３　感染が疑われる場合のリトアニア国内の連絡先等について

【新型コロナ相談窓口】（1808）

在留邦人・旅行者の皆様に発熱と呼吸器系の症状が続くなど，新型コロナウイルスの感染が疑われる場合

ア　コロナ相談窓口（午前8時から午後8時，英語可能）「1808」に電話をして状況を説明する。

イ　指示により病院に行く必要がある場合には，バスやタクシーの使用は出来ず，自家用車で行く必要がありますが，自家用車が無い場合には，自治体が搬送することが義務づけられています。指示に従ってください。

ウ　検査後は，検査結果が出るまで自主隔離となります。陽性で，入院の必要があると判断される場合には，救急車が来ます。

上記のようなドライブスルー検査を行っております。

詳しくは，

「こちら（https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00030.html）」

をご覧ください。

ドライブスルー検査以外にも，有料ではありますが，私設のクリニックで検査を受けることもできます。なお，リトアニア国内では，日本語で受診できる病院はありません。