リトアニア国内における新型コロナウイルス感染者等の状況（11月10日）

●11月9日付、リトアニア国内の新規感染者は、3,028人で非常に高い数字となっています。

●11月9日付、リトアニアは、人口100万人あたりの感染者数が960.54、死亡者数も12.69とEU内でも非常に高い数字となっております（出展：Our World in Data）。

１　リトアニア国内における感染者等（11月9日）

新規感染者：計3,028名（先週2日：2,032名）

累計感染者：計434,033名

9日付死亡者：計30名（先週2日：32名）

累計死亡者：計6,214名（先週比：+243名）

注意：感染者数等は政府公式HP等で発表されたものですが，後に変更されることもあります。

２　報道内容

・9日、国立社会保健センターは、クラスター登録件数が前週に比べて約10％減少したとし、3か月以上続いた増加傾向にストップがかかったと発表しました。要因の一つとして、秋休み期間中に教育機関クラスターの登録件数が約12％減少したことを挙げています。昨年は11月から感染状況が悪化してロックダウンに至っていることから、決して安心することなく、ワクチン未接種者への接種及び抗体が低下している人には追加接種を促しています。また、ワクチンを接種したからと言って、正しいマスクの着用、手洗い、ソーシャルディスタンス、リモートワークの導入といった基本的な感染症対策を怠らないようにと注意を呼び掛けています。

・9日、独立専門家会議はリトアニア政府に対して、状況に応じてブースター接種の時期を現在の2回目の接種から6か月後よりも早めることを推奨しました。また、5歳から11歳を対象としたワクチン接種については、基本的には合意するものの、欧州医薬品庁の承認を待ってから開始すべきとの意見を述べました。欧州医薬品庁は12月中旬頃には本件に関する見解を発表する見込みだとされています。

・11月9日付、リトアニアは、人口100万人あたりの感染者数が960.54、死亡者数も12.69とEU内でも非常に高い数字となっております（出展：Our World in Data）。

【新型コロナ相談窓口】（1808）

在留邦人・旅行者の皆様に発熱と呼吸器系の症状が続くなど，新型コロナウイルスの感染が疑われる場合

ア　コロナ相談窓口（午前8時から午後8時，英語可能）「1808」に電話をして状況を説明する。

イ　指示により病院に行く必要がある場合には，バスやタクシーの使用は出来ず，自家用車で行く必要がありますが，自家用車が無い場合には，自治体が搬送することが義務づけられています。指示に従ってください。

ウ　検査後は，検査結果が出るまで自主隔離となります。陽性で，入院の必要があると判断される場合には，救急車が来ます。

上記のようなドライブスルー検査を行っております。

詳しくは，

「こちら（https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00030.html）」

をご覧ください。

ドライブスルー検査以外にも，有料ではありますが，私設のクリニックで検査を受けることもできます。なお，リトアニア国内では，日本語で受診できる病院はありません。

４　感染症の予防について