マカオにおける新型コロナウィルス感染拡大により、マカオ政府及び香港政府は防疫措置の強化について発表しました。
マカオ政府は、域内において新型コロナウィルスの新規感染が判明し、域内での感染拡大の可能性が高いことを発表しました。これを受けて、マカオ政府及び香港政府は以下のとおり防疫措置の強化を発表しました。
1 マカオ政府による防疫措置強化
(1) マカオ政府は8月3日(火)、全マカオ市民に対し、PCR検査を実施することを発表した。同月4日(水)午前9時より、24時間運営される検査施設を開設し、同月7日午前9時までに全市民の検査を終えることを予定している。検査費用は無料で、予約無しで受検することができる。
(マカオ政府プレスリリース)
・英語 https://www.gcs.gov.mo/detail/en/N21HCpaCol?3
・中国語 https://www.gcs.gov.mo/detail/zh-hant/N21HCpaCol?20
(2)マカオ政府は、8月3日(火)15時30分より、今後マカオを出境する際には、出発前24時間以内の核酸検査陰性証明が必要となると発表した。なお、マカオと中国広東省との出入境の際には出発前12時間以内のPCR検査陰性証明書が必要となる。
(マカオ政府プレスリリース)
・英語 https://www.gov.mo/en/news/200665/
・中国語 https://www.gcs.gov.mo/detail/zh-hant/U21HDGCSgD?19
(3)マカオ政府は、8月5日(木)より、一部の娯楽施設等を閉鎖すると発表した。
(マカオ政府プレスリリース)
https://www.gov.mo/zh-hant/news/669034/
2 香港政府による防疫措置強化
(1)香港政府は、8月4日(水)、マカオをReturn2hk(回港易)スキームによる強制検疫免除の対象地域から一時的に除外することを発表した。
(CHP香港:Return2hk)
https://www.coronavirus.gov.hk/eng/return2hk-scheme.html
(2)これを受け、マカオから香港に入境する方は、自宅または指定検疫ホテル以外のホテル等で14日間の強制検疫の対象となり、香港到着の3日目、7日目、12日目、16日目、19日目に強制検査を受ける必要がある。ワクチン完全接種者に対する隔離期間短縮措置(7日間に短縮)も適用されない。
(香港政府プレスリリース)
https://www.info.gov.hk/gia/general/202108/03/P2021080301022.htm
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