新型コロナウイルス感染症(北京市発表:北京市に出入りする人の移動を減少させるための措置)

北京市は8月1日夕方に記者会見を行い、北京市に出入りする人の移動を減少させるため、新たな予防・コントロール措置を本日(1日)から開始する旨を発表したところ、概要は次のとおりです。

1 必要がなければ海外に行かず、必要がなければ北京から離れないことを堅持する。市民に対し、北京を離れ活動することを最大限減らし、当面の間、北京から離れて旅行しないこと、海外や国内の「中」「高」リスク地区が所在する「市」に行かないことを提案する。北京を離れた者ですでに「中」「高」リスク地区が所在する「市」にいる者は、現地の管理・コントロール下にある場合は、管理・コントロールが解除された後、搭乗前48時間以内のPCR検査陰性証明を所持すれば北京に戻ることができる。現地の管理・コントロール下に入っていない場合は、現地で14日間の健康モニタリングをした後、搭乗前48時間以内のPCR検査陰性証明を所持すれば北京に戻ることができる。

2 北京市の「リスク地区」の者が北京から離れることを厳しくコントロールする。確定症例が報告された居住地及び所属先のある街道(郷鎮)及び所属先の者が北京を離れることは、原則として許可しない。北京を離れる必要が確かにある場合には、「健康宝」の緑コードと48時間以内のPCR検査陰性証明を所持しなければならない。

3 感染が発生した地域の者が北京に来る際の管理・コントロールのレベルを引き上げる。「中」「高」リスク地区が所在する「市」の全ての地域の者が北京に来ることを制限し、「中」「高」リスク地区の者が北京に来ることを許可しない。

4 北京に入った(戻った)高リスクの者に対する管理と各種人員の健康モニタリングを強化する。地方から北京に入った(戻った)者で、濃厚接触者及び濃厚接触者の濃厚接触者と認定された者については、当該者が隔離される他、一緒に仕事や生活をしている者も、所属先や社区(村)の監督の下で閉鎖環境管理を一週間実施し、いかなる集団的な活動にも参加してはならない。各種の北京に入った(戻った)者は自身及び共同居住者の状況に注意を払い、発熱、咳、倦怠感等の疑わしい症状が現れた場合には、マスクを着用して速やかに近くの医療機関の発熱外来を受診すること。

(注)「中」「高」リスク地区の評価は、感染症発生状況により変動します。以下の中国国務院のミニプログラム等を確認するように努めてください。

http://app.www.gov.cn/govdata/gov/202003/25/456514/article.html

●また、北京市は、8月1日0時から16時までに、新たに2例の新型コロナウイルス感染症の確定症例と1例の無症状感染者が確認されたと発表しました。感染者3名は家族で、房山区閻村鎮天恒楽活城北区の居住者。7月22日から湖南省張家界市などを旅行し、7月28日に湖南省懐化市から海南省三亜市に行き、7月30日に北京市に戻り、7月31日のPCR検査の結果、8月1日に確定症例と診断されました。

北京市の発表(中国語)

http://www.beijing.gov.cn/ywdt/gzdt/202108/t20210801_2453370.html

http://www.beijing.gov.cn/ywdt/gzdt/202108/t20210801_2453362.html

(送信元)

在中国日本国大使館(領事部)

領事部・直通電話:(国番号86)-(0)10-6532-5964(09:00〜17:30)

上記以外の時間の電話番号:010-8531-9800

HP:https://www.cn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※在中国日本国大使館のホームページでは、新型コロナウイルス関連情報をまとめて掲載していますので、併せご参照ください。

(在中国日本国大使館新型コロナウイルス感染症ホームページ)

https://www.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000384.html

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