タイ在住の日本人を対象とした新型コロナ・ワクチン接種機会の提供

この度、タイ保健省、在タイ王国日本国大使館及び協力病院(バンコク病院、サミティヴェート病院、BNH病院、バムルンラード・インターナショナル病院、メドパーク病院、セリラック病院及びシーナカリン病院)との連携により、タイ在住の日本人の皆様が利用可能な新型コロナ・ワクチン接種の機会が提供されることになりましたので、以下のとおりお知らせします。

1.目的

新型コロナ・ワクチン接種を希望されるタイ在住日本人の迅速なワクチン接種支援を目的とし、日本人専用の受付・接種を行うものです。

2.開始時期・対象者

(1)8月初旬から、タイ政府の方針に基づき、60歳以上の高齢者、7つの基礎疾患保有者(注1)及び12週以降の妊婦(注2)を対象に接種が開始されます。

(2)それ以外の方(18歳以上)については、上記2.(1)の優先対象の方の接種状況を見ながら、開始されます。

(注1)7つの基礎疾患は、タイ保健省のThailandIntervac.com(http://www.thailandintervac.com )に記載されている、(1)重症慢性呼吸器疾患、(2)心冠血管病変、(3)慢性腎不全(ステージ5)、(4)脳血管障害、(5)化学療法を受けている途中の担癌患者、(6)糖尿病及び(7)肥満(体重100kg以上又はBMI35以上)を指します。ThailandIntervac.comに2021年7月26日21時現在掲載の内容

(注2)タイ保健省のThailandIntervac.com(http://www.thailandintervac.com )において、妊娠12週以上の妊婦の方は、病院がワクチン接種を承諾した医療証明を携行しなければならないとされています。

3.登録方法

各病院にて登録を受け付けます。登録受付方法は以下を御覧下さい。

https://www.th.emb-japan.go.jp/files/100217571.pdf

4.接種ワクチン

 アストラゼネカ

5.接種費用

 自己負担なし。

6.ワクチン接種の登録と接種までの流れ

(1)接種希望者本人が各病院に直接登録を行います。

  ・フローチャート

https://www.th.emb-japan.go.jp/files/100217576.pdf 

 ※登録開始時期及び登録方法は、病院によって異なります。上記3に掲載しております病院ごとの情報を御覧ください。ご不明な点は各病院にお尋ねください。

(2)各病院から、登録者に対して、追って具体的接種日が通知されます。

(3)一部の病院では、ワクチンの在庫があれば、事前の登録なしで、パスポートを持参して直接来院することにより、接種を受けられます。

7.お願いと注意事項

(1)複数の病院への登録はお控えください。

同じ方が複数の病院に登録されると、調整に時間を要し、具体的接種日のご案内が大幅に 遅れたり、登録がキャンセルとなったりする可能性もありますので、登録は一つの病院にしていただくよう、御理解と御協力をお願いします。

(2)深刻な副反応への公的補償・民間保険

新型コロナ・ワクチン接種により深刻な副反応が発生した場合、外国人は、タイ政府の公的補償の対象外です。このため、御自身で民間の新型コロナ・ワクチン保険に加入されるか、現在入っている保険の内容をご確認ください。病院によっては、民間保険の情報も提供しています。

なお、海外の予防接種で発生した副反応等による治療費等は、日本国政府の定める健康被害救済制度は適用されません。

(3)新型コロナ・ワクチンの接種は任意です。タイ在住の日本人の皆様におかれては、新型コロナウイルス・ワクチン接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方についてご理解いただいた上で、ワクチン接種を御判断ください。

在留邦人及び滞在者の皆様におかれては、引き続き3密(密閉、密集、密接)の回避・マスクの着用・手洗い等の励行に努め、感染予防に努めてください。なお、邦人の感染情報がありましたら、お手数ですが当館に御一報ください。

○外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

○在タイ日本国大使館ホームページ

https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)

https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php

厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

厚生労働省(水際対策に係る新たな措置について)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

厚生労働省(日本における水際対策の抜本的強化に関するQ&A)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

厚生労働省新型コロナウイルスに関するQ&A)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

厚生労働省感染症対策の基本)

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

○TECOT(海外渡航新型コロナウイルス検査センター)(経済産業省

https://www.tecot.go.jp/

(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部

電話:(66-2)207-8500、696-3000

FAX:(66-2)207-8511

所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330

(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

◎在留届を提出されている方は、記載事項変更(転居等による住所変更・携帯電話番号やemailアドレスの追加・変更等)、または帰国・転出等があれば必ずお知らせください。

◎在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、外務省海外旅行登録(「たびレジ」)を、ぜひ活用してください。登録者は、滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡の受け取りが可能です。

・たびレジ:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

・たびレジ簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

◎緊急事態が発生した際、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS) を利用し、 在留届や「たびレジ」に登録のあった携帯電話番号に当館より関連情報を送信したり、返信を求める事により安否確認を行う場合があります。本システムでは、原則タイの国番号(+66)を使用し、メッセージは半角英数字(ローマ字)で送信します。

・運用開始について:https://www.th.emb-japan.go.jp/files/000388576.pdf

・よくあるご質問:https://www.th.emb-japan.go.jp/files/000388577.pdf