フィジー国内での新型コロナウイルスの市中感染例に関する続報77

 6月30日、フィジー保健・医療サービス省は、新たに274件の新規感染例を確認したと発表しました。ポイントは下記とおりです。邦人の皆様におかれましてはフィジー政府の推奨する感染予防策の実施を徹底すると共に、新たな制限等の発表にご注意ください。

 保健次官声明:

https://www.fiji.gov.fj/Media-Centre/Speeches/English/STATEMENT-BY-PS-HEALTH-DR-JAMES-FONG-300621

COVID−19:感染者分布:

http://bit.ly/3vE2ZBb

COVID−19無料電話ヘルプライン:158

1 新たに274件が確認され、74件の患者が回復し、現在3503件の陽性患者が隔離されています。フィジー政府のFacebookページ及び保健・医療サービス省のWebサイトに、感染分布図を掲載しています。同地図からわかるように、現在、Central Division全体で感染例が増加しています。

 また、ラウトカのさまざまな場所から14人以上が参加した誕生日パーティに起因するラウトカのライフル射撃場での一連の新しい感染が新たな懸念となっています。このイベントはCOVID-19の安全対策をあからさまに無視しているだけでなく、参加した者は自分の家族やより広いコミュニティ、特に最も脆弱な人々の健康を脅かしています。これらの集会はフィジーの医療システムに負担をかけ、人々の治療をより困難にしています。政府の指示に従い、どんな集まりも行うべきではありません。

2 COVID-19に感染した際、多くの場合、重度の疾患が発症するかなり前から症状が確認されるようになになります。インフルエンザのような症状や、咳、鼻水、極度の倦怠感、発熱、味覚や嗅覚を失った場合には、早急に最寄りのスクリーニングクリニックに行ってください。

3 COVID-19の感染者のほとんどは、完全に回復するまでに軽度の症状しか現れません。今後数週間で感染数が増えるにつれて、我々の隔離能力が試されることとなるでしょう。その際、COVID-19に対して最も脆弱な人を特定して治療する必要があります。そのため、今後、隔離施設は重症者やウイルスで死亡するリスクが最も高い患者専用になります。これらの施設に最も脆弱な人を収容することで、重要な治療を確実に提供し、重度のCOVID-19の危険な症状を示した患者を綿密に監視して対応することができます。

 他の患者は自宅で安全に自主隔離するように求められ、在宅療養を受けるためのガイダンスとリソースを提供されます。隔離された者を電話で毎日チェックし、医療及び非医療のニーズを評価できるようにします。これまでと同様に食料品や家庭用品が引き続き提供されるため、家の中で安全に隔離された状態を保つことができます。定期的に症状を監視し、危険な症状が見られた場合には、すぐに最寄りの病院または医療施設にて治療を受けられるようにします。自身で移動できない場合は、165に電話し緊急回収チームを派遣するように求めることができます。

4 国立体育館に中間COVIDケア施設を設立し、ウイルスの重度の症状を発症した患者のために少なくとも50床を利用できるようにしています。必要に応じて、その施設の容量を拡張するために、敷地内に追加スペースを確保しました。

5 以前、バヌアレブ島や離島に戻ろうとしているビチレブ島(本島)にいる人の送還のためCOVID-safe pathwaysを発表しました。隔離中の何人かが(本島外にある)自宅への輸送を待っています。ただし、利用可能な隔離場所が増えるまで、送還プログラムへの新規申請を一時停止しています。

6 外出をする必要がある場合は、マスクを着用し、他人から2メートル以上のソーシャルディスタンスを保ち、頻繁に手を洗い、careFIJIをインストールしてBluetoothをONにし、所用を終えたらまっすぐ帰宅してください。ワクチン接種していない場合は、ワクチンを接種してください。

※過去の領事メールは以下より確認できます。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0679

※ このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス、「たびレジ」に登録されたメールアドレス登録者に自動的に配信されております。周りの方で、本メールを受け取られていない日本人の方がいましたら、在留邦人(3ヶ月以上ご滞在)の方は「在留届」に、短期滞在の方は「たびレジ」にご登録いただくよう、ご紹介ください。

(在留届)

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

(たびレジ(変更及び解除含む))

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

※「在留届」の変更及び、「帰国届」の提出は以下のURLから手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login

在フィジー日本国大使館(領事・警備班)

住 所:(G.P.O. Box 13045)Level 2, BSP Life Centre, Thomson Street, Suva, Fiji

電 話:(679)330-4633(開館時間(8:30〜16:30)以外は外部オペレータによる対応)

FAX:(679)330-2984

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