新型コロナウイルス感染症関連情報(ヨルダン国内の規制措置及び感染者数等:6月24〜26日分)

●政府は、ヨルダンにおけるデルタ変異株の感染者数は176名で、うち4名(いずれも70歳以上)が亡くなった旨発表しました。

●政府は、66歳の方(慢性疾患あり)がワクチン接種後に死亡した旨発表しました。現時点で死因は特定されておらず、ワクチン接種との因果関係は調査中とのことです。

●政府は、新規感染者数につき、6月24日は582名、25日は361名、26日は273名で、累計の感染者数は749,319名となったと発表しました。

1 デルタ変異株の感染状況

 6月26日付報道によりますと、ハワーリ保健相は、これまでに176名がデルタ変異株に感染し、うち4名が死亡し、いずれも70歳以上であったことを発表しました。

2 ワクチン接種後の死亡者

 6月27日、保健省は、同日、66歳の方がヨルダン大学ワクチンセンターで亡くなった旨発表しました。保健省の発表によれば、同人(慢性疾患あり)はアストラゼネカ製ワクチンの第1回を今年4月4日に、第2回を6月27日に接種し、第2回接種を終え約10分後に亡くなった由です。保健省は、現時点で死因は特定されておらず、ワクチン接種との因果関係の可能性を含め、しかるべき調査の後、別途発表するとのことです。

3 ヨルダン国内感染者数等

 ヨルダン保健省は新規感染者数、陽性率等を次のとおり発表しました。

  6月24日:582名(アンマン296名)陽性率2.98% 死者10名 PCR検査数19,553件

6月25日:361名(アンマン199名)陽性率1.99% 死者7名 PCR検査数18,135件

6月26日:273名(アンマン121名)陽性率2.18% 死者8名 PCR検査数12,530件

 現在の夜間外出禁止時間は、午後11時(経済活動は一部を除き午後10時まで)から午前6時までとなります。これを遵守して頂くようお願い致します。なお、1回目のワクチン接種から21日以上経過した者については、夜間外出禁止は適用されませんが、現時点ではヨルダン国内においてワクチンを接種し、保健省(MOH)からSMSにて送付された証明を持っている者のみに当てはまると考えられますところ、御注意願います。

 なお、政府による段階的な規制緩和措置に伴い、ワクチン接種の状況により異なりますが、原則の夜間外出禁止時間は、7月1日以降は午前1時(経済活動は一部を除き午後12時まで)から午前6時までとなる予定です。

新型コロナウイルス感染症の予防法について−

 まずは、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。

 具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。

 さらに、人込みの多い場所は避けるとともに、屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごす際はご注意下さい。

外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

外務省海外安全ホームページ 新型コロナウイルス

(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限)

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報

https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html

厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 / Corona Virus Free Line 111

https://www.moh.gov.jo/

ヨルダン保健省 新型コロナウイルス関連ページ(アラビア語(英語での閲覧も可))

https://corona.moh.gov.jo/ar

在ヨルダン日本国大使館

領事・警備班:担当 入江

TEL:962−6−5932005

FAX:962−6−5931006

P.O.Box.2835 Amman 11181 Jordan

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