パラオにおける初の新型コロナウイルス陽性者の確認(5月31日付)

●5月31日、パラオ保健省は、パラオにおいて初の新型コロナウイルス陽性者が確認されたことを発表。

●同人は、5月9日深夜のグアム発コロール行き便の搭乗者の一人。到着21日目のPCR検査において陽性を確認。

●同人は、過去に一度新型コロナウイルスに感染しており、同陽性反応は過去の感染歴に基づくもの(historical case)。したがって、感染力のあるケースではない。

●同人及び同人の濃厚接触者は隔離措置の対象となる。

●国民全員の感染予防措置継続を奨励。

5月31日、パラオ政府は、緊急記者会見及び保健省プレスリリースにて、パラオにおいて初の新型コロナウイルス陽性者が確認されたことを発表しました。

保健省プレスリリース(http://www.palauhealth.org/2019nCoV/MOH%20PR%20for%20COVID-19.pdf)の概要は以下のとおりです。

1 保健省は、5月上旬にパラオに到着した渡航者1名について、新型コロナウイルスPCR検査の結果が陽性だったことを発表する。同渡航者について、出発72時間前及びパラオ到着後の強制隔離7日目・14日目に実施されたPCR検査の結果は陰性だったが、1週間の自主検疫期間の後、到着21日目に陽性が確認された。陽性確認後の更なる検査により、当該ケースは過去の感染歴に基づくケース(historical case)であり、感染力の無いケースであることが明らかとなった。

2 保健省は、念のため、手続きに従って、同渡航者及び濃厚接触者と判明している者の隔離を実施するとともに、他に濃厚接触した可能性のある者の追跡及び監視を開始した。

3 我々は、多くの国民が同渡航者との接触やウイルスへの感染に懸念を抱いていると理解している。同渡航者との濃厚接触が確認された場合、保健省職員からその者への連絡を行う。同渡航者との濃厚接触が無い場合、感染のリスクは極めて低い。ここで「濃厚接触」とは、同渡航者と6フィート以内の距離にマスク等の保護無しで30分間いた状態を指す。

4 ワクチンの接種、正しい方法による頻繁な手洗い、せき・くしゃみのエチケット、物理的距離の確保、適切な場合のマスクの着用、多くの人が触れる物体や表面の洗浄と殺菌、他人との距離の確保、体調がすぐれない場合の病院への相談等を含め、国民全員が予防措置を続けることが極めて重要である。

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【問い合わせ先】

パラオ日本国大使館領事班

電話:(+680)488-6455/6456  FAX:(+680)488-6458

メール: jpembassy.palau@kx.mofa.go.jp

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