日本入国・帰国時の検査証明書に関する注意点

【ポイント】

○ 交付された検査証明書の記入漏れによる入国時のトラブルが発生しております。受領の際に、記載内容に不備がないか自らご確認ください。

○ 万が一に備え、所定フォーマットによる検査証明書に加え、受検者に発行されるハマド・メディカル・コーポレーションの検査証明書(「Virology COVID-19PCR」と記載されたもの)も併せてご持参いただくことをお勧めいたします。

【本文】 

1 検査証明書について

(1)現在、日本人も含め全ての入国者・再入国者・帰国者は入国にあたり、出国前72時間以内に実施したCOVID-19に関する検査による「陰性」であることの検査証明の提出が求められています。

(2)日本入国時に必要な検査証明書の要件について、有効な検体、検査方法等が記載された検査証明書のみ有効として取り扱われます。しかし、カタール国内で発行される検査証明書では、検体の表記が同要件を満たさないため、有効な証明書として見なされず、日本入国時のトラブルが生じており、入国が拒否される可能性がございます。

(3)カタール国内の検査機関では、日本政府が指定する所定フォーマットの利用を通常は受け付けておりませんが、当館からの要請に応じた下記の検査機関3か所では、所定フォーマットの利用が可能となっておりますので、いずれかの検査機関において、同フォーマットによる検査証明書を取得されることを強くお勧めいたします。

・ Al Esraa Polyclinic

・ West Bay Medicare

・ Future Medical Center

2 注意点

(1)現在、交付された検査証明書の記入漏れによる入国時のトラブルが発生しております。特に、所定フォーマットによる検査証明書の受領時には、記載内容に不備がないか自らご確認ください。

 なお、カタール国内で受検した場合、

   ・採取検体「鼻咽頭ぬぐい液」

   ・検査法「核酸増幅検査(real time RT-PCR法)

となり、その他、「結果」、「結果判明日」、「検体採取日時」、「検査機関名」、「医師の署名」、「検査機関のスタンプ」、「氏名」・「パスポート番号」などの受検者に関する情報が記載されている必要があります。「備考」を除く全ての項目が記載されていることをご確認ください。

(2)また、所定フォーマットによる検査証明書の不備に備え、受検者に発行されるハマド・メディカル・コーポレーションの検査証明書(「Virology COVID-19PCR」と記載されたもの)も併せてご持参いただくことをお勧めいたします。

(3)現在、受検から検査証明取得まで24〜48時間を要するとされておりますので、受検日時にご注意ください。

3 関連リンク

(1)出国前検査フォーマット

   https://www.qa.emb-japan.go.jp/files/100178063.pdf

(2)本邦渡航予定者用Q&A

   https://www.qa.emb-japan.go.jp/files/100178067.pdf

 (お問い合わせ先)

  在カタール日本国大使館 領事班

  電話: (+974)4440 9000

  FAX:(+974)4029 3655

  メール: eojqatar@dh.mofa.go.jp

  現在、来館には事前予約が必要です。

  詳細は当館ホームページをご確認ください。