新型コロナウイルス感染症関連情報(本邦入国のための「PCR検査陰性証明書」入手の際の留意事項)

本邦に入国する際,必要な「PCR陰性検査証明書」をニカラグア保健省から入手する際は,英語版,又は「出国前検査証明書(外務省HP掲載)」を「書面」で入手することをお勧めします。

今般,ニカラグアで入手可能なデジタル式「英語版」の証明書が,項目については英語で書かれていたものの,結果がスペイン語で記載されていたため,本邦の入国時に「PCR陰性検査証明書」として認められなかった例がありました。同証明書を書面で受け取り,全て英語で記載されていることを事前にご確認ください。

本メールの新型コロナウイルス感染症関連情報は,「渡航の際のPCR検査実施場所等」,「日本入国の際の留意事項」,「乗り継ぎの際の留意点」,「ニカラグア入国の際の留意事項」,「新型コロナウイルス感染者数」です。

渡航に際してのPCR検査実施場所等

1 対  象  者:他国に渡航予定で,PCR検査の陰性結果証明書の必要がある方

2 費    用:150米ドル

3 検査実施場所:マナグア市,El Complejo Nacional de Salud Dra.Concepcion Palacios内 El centro Nacional de Diagnostico y Referencia(略称「CNDR」)

4 実 施 日 時:月〜土 午前7時〜午前11時

〇 事前のオンライン申請

渡航に必要なPCR検査を受検する際,事前に保健省HPでのオンライン申請が必要です。申請方法は,以下のとおりです。

(1)パソコン,スマートフォンを用い,http://serviciosenlinea.minsa.gob.niから「LABORATORIO」のアイコンを選択して,登録画面に進んでください。

(2)次に,登録画面である「Registro para pruebas COVID19」を選択し,必要情報(氏名,旅行書類,電話番号,住所,検査希望日(旅行日の72時間以内)を入力後,保存してください。保存が出来た場合は,「登録した情報の証明」がダウンロードでき,画面で確認できます。

(3)オンラインの登録後,検査実施場所で,「登録した情報の証明(画面上又は印字したもの)」と旅行書類,支払した証明を提示してください。(検査当日は,その他の必要書類(「渡航に際してのPCR検査実施場所等」6.参照)も持参してください)

5 結果通知日時:検査実施日の午後3時から午後5時

(1)検査結果は,検査当日の午後3時以降,「書面」を受領することができます。

(2)オンライン上(http://serviciosenlinea.minsa.gob.niから「LABORATORIO」のアイコンを選択し,「RESULUTADO」のアイコンを選択することで確認することもできます。しかし,上述のとおり,ニカラグアで入手可能なデジタル式「英語版」の証明書は,検査結果がスペイン語で記載されており,本邦の入国時に「PCR陰性検査証明書」として認められない例がありましたので,事前確認の上,「書面」で入手することをお勧め致します。

6 必要書類等

(1)身分証明書(身分証(Cedula)又は旅券)

  (2)航空券,若しくはフライトの旅程表

  (3)検査費用の支払い方法

    ア 現金払いの場合

      El Complejo Nacional de Salud Dra.Concepcion Palaciosの会計窓口における現金払い(領収書を受付で提示してください)

    イ 振込払いの場合

      検査実施時に受付で,以下,いずれかのBANPRO(el banco de la Production S.A)発行の振込証明書を提示して下さい。

    (ア)コルドバ払い:口座番号「10010002253784」の「TGR-MINSA」名義のもの

     又は,

    (イ)ドル払い:口座番号「10010012253774」の「TGR-MINSA」名義のもの

 

● 日本入国の際の留意事項

3月19日以降,出国前検査証明書を所持しない方は,国籍を問わず,日本への上陸が認められなくなります(出国時に航空便への搭乗を拒否されます)。

日本入国後は,「誓約書」,「質問票」を提出し,また必要なアプリをスマートフォンにインストールする必要があります。

日本へ帰国される方は,必ず厚生労働省のHP(以下リンク)をご確認下さい。

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

● 乗り継ぎの際の留意点

日本への帰路における乗継ぎの際,経由地が検疫の強化の対象国・地域に指定されている場合は,最終の経由地における出国時刻を起算点として,72時間以内の検査証明をニカラグア等で取得してください 。

一方,経由地で空港外に出て滞在する場合は,滞在地のPCR検査の陰性証明書の取得が必要になることがあります。

厚生労働省新型コロナウイルス感染症相談窓口(検疫の強化)

日本国内から:0120-565-653

海外から:+81-3-3595-2176(日本語,英語,中国語,韓国語に対応) 

ニカラグア入国に際する留意事項

1 旅行者の出発地がアジア,アフリカ,オセアニアの各地域の場合,入国時に,「入国前,96時間以内に実施されたPCR検査の陰性である証明書(英語又はスペイン語表記のもの)」を提示する必要があります。

2 それ以外の旅行者は,入国時,「入国前,72時間以内に実施されたPCR検査の陰性結果の証明書(英語又はスペイン語表記のもの)」を提示する必要があります。

3 外国人旅行者は,入国時,発熱や呼吸疾患などCOVID−19に関連する症状がみられた場合は,入国が拒否されます。

4 ニカラグア国籍の方は,PCR検査の陰性証明書提示した場合,入国時に発熱や呼吸疾患の症状がある場合でも入国できます。しかし,確立された手続きに従って,自宅での隔離が行われます。

5 PCR検査の陰性結果を提示し,かつ呼吸疾患の症状がみられない旅行者は,入国後,国内を自由に移動できます。但し,入国から14日間,医療従事者から電話による健康状態の確認があります。

※ これまで航空会社によっては,PCR検査の陰性証明書の検体採取方法を「鼻咽頭ぬぐい液方式」を指定してきた場合があります。

「鼻咽頭ぬぐい液方式」:「英語表記:Nasopharyngeal Swab」,「スペイン語表記:Hisopado」

※ また,事前に,航空会社が,PCR検査の陰性証明書をメール等で送付することを求める場合もあります。

詳細については,航空会社・旅行会社に,必ずご確認することをお勧めいたします。

新型コロナウイルス感染者数

○ ニカラグア保健省によりますと,3月30日現在,新型コロナウイルス患者は累計5,326名,死亡者は178名となっています。

〇 市民監視団体(「Observatorio Ciudadano COVID-19 Nicaragua」)によれば,2020年3月14日から今年3月24日までに,全国で13,312人の新型コロナウイルス感染及び感染疑いが報告されています。 同期間に,新型コロナウイルスの感染により亡くなった疑いの濃い死者数は3,014人と報告されています。

引き続き,不要不急の外出を控え,人との接触を減らし,感染予防に努めてください。

参考:当館HP 新型コロナウイルス関連情報

https://www.ni.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

参考:ニカラグア国政府新型コロナウイルス関連サイト(保健省HP)

http://www.minsa.gob.ni/

参考:外務省海外安全HP

https://www.anzen.mofa.go.jp/

参考:厚生労働省ホームページ(新型コロナウイルス感染症について)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ニカラグア日本国大使館 領事班

Embajada del Japon en Nicaragua, Seccion Consular

TEL:(505)2266-8668〜8671 FAX:(505)2266-8566

メール: consuladojp@mg.mofa.go.jp

緊急時:(505)8853-3130