新型コロナウイルス関連情報(国家緊急事態令の延長及び社会的隔離措置の延長・一部変更)

○ペルー政府は、3月27日(土)付の官報にて、国家緊急事態令の延長(4月30日(金)まで)を発表しました。

○また、同官報にて、社会的隔離措置の延長、地域ごとの感染警戒レベルの再設定等の措置を発表しました。これらの措置は3月29日(月)から4月11日(日)までの間適用され、その後継続の有無が検討されます。

○なお、リマ市及びカヤオ憲法特別市については、感染警戒レベルが非常に高い地域とされており、同地域に対しては、午後9時から翌日朝4時までの間は外出禁止、日曜日の私用車の利用禁止等の措置が適用されます。

○ペルー政府は、同官報にて、聖週間(4月1日(木)〜4日(日))における社会的隔離措置を発表しました。同期間については、全国一律で、終日の外出禁止及び私用車の利用禁止措置が適用されます(必需品、医薬品、食料品の購入のための徒歩又は自転車での外出を除く)。また、4月1日(木)〜4月3日(土)の期間は、郡をまたぐ陸路・空路の交通手段が停止されます。

概要以下の通りです。詳細については、官報をご確認下さい(スペイン語のみ)。

https://busquedas.elperuano.pe/normaslegales/decreto-supremo-que-prorroga-el-estado-de-emergencia-naciona-decreto-supremo-n-058-2021-pcm-1938954-2/

1 国家緊急事態令の延長

4月1日(木)より30日間(4月30日(金)まで)、国家緊急事態令を延長する。同期間中は、身体の自由と安全、住居の不可侵、集会の自由、国内の移動に係る憲法上の権利が制限される。

2 地域ごとの感染警戒レベル

地域ごとの感染警戒レベルを以下の通り定める。

(1)感染警戒レベルが極度に高い(Extremo)地域

アンカシュ州:ワイラス郡

アプリマック州:アンダワイラス郡

アヤクチョ州:ワマンガ郡

クスコ州:クスコ郡

イカ州:イカ

フニン州:チュパカ郡、チャンチャマヨ郡

ラ・リベルタ州:トゥルヒーヨ郡、パカスマヨ郡

リマ州:バランカ郡、ワウラ郡、ワロチリ郡

ロレト州:アルト・アマソナス郡

マドレ・デ・ディオス州:タンボパタ郡

ピウラ州:ピウラ郡

プーノ州:プーノ郡

サン・マルティン州:モヨバンバ郡

トゥンベス州:トゥンベス郡

ウカヤリ州:コロネル・ポルティーリョ郡

(2)感染警戒レベルが非常に高い(Muy Alto)地域

アマソナス州、アレキパ州、カハマルカ州、ワンカベリカ州、モケグア州、パスコ州、タクナ州、、リマ市、カヤオ憲法特別市、(以降、(1)の郡を除く)アンカシュ州、アプリマック州、アヤクチョ州、クスコ州、イカ州、フニン州、ラ・リベルタ州、リマ州、ロレト州、マドレ・デ・ディオス州、ピウラ州、プーノ州、サン・マルティン州、トゥンベス州、ウカヤリ州

(3)感染警戒レベルが高い(Alto)地域

ランバイェケ州、ワヌコ州

(4)感染警戒レベルが中程度(Moderado)の地域

該当なし

3 移動制限

3月29日(月)より4月11日(日)までの間、特定の活動が認められるものや医療・健康上の緊急性があるもの以外は、州・郡ごとの感染警戒レベルに応じて、以下の時間帯の外出を禁止する。

(1)感染警戒レベルが極度に高い地域

月曜日から土曜日:午後9時から翌日午前4時までの間

日曜日:終日外出禁止

(2)感染警戒レベルが非常に高い地域:午後9時から翌日午前4時までの間

(3)感染警戒レベルが高い地域:午後10時から翌日午前4時までの間

(4)感染警戒レベルが中程度の地域:午後11時から翌日午前4時までの間

4 私用車の利用禁止

3月29日(月)〜4月1日(日)までの間、地域ごとの感染危険レベルに応じて、以下の曜日において、私用車の利用を禁止する(当局によって発行された通行書を所持する車両を除く)。

(1)感染警戒レベルが極度に高い地域:日曜日

(2)感染警戒レベルが非常に高い地域:日曜日

(3)感染警戒レベルが高い地域:日曜日

5 英国、南アフリカ、ブラジルから渡航する非居住外国人の入国禁止

3月29日(月)から4月11日(日)までの間、英国、南アフリカ及びブラジルから渡航、又は同地で14日以内の乗り継ぎを行った非居住外国人の入国を禁止する。

6 海岸等の利用制限

(1)4月11日(日)までの間、感染警戒レベルが極度に高い又は非常に高い州・郡においては、海岸等の使用を禁止する。但し、大統領令第184−2020PCM号13条で規定したマリンスポーツ(サーフィン、セーリング、パドリング等の、海のみを利用しソーシャルディスタンスを確保して実施されるもの)については対象外とする(ただし、それらのスポーツの指導は含まず、禁止する)。

(2)感染警戒レベルが中程度又は高い州・郡に所在する海岸、河川、湖 の利用にあたっては、過密を避け、市民の健康上のリスクとならないように、保健当局が発出した衛生上の規定を遵守することとする。また、実施にあたっては、各郡において、州政府及び地方保健局等とも調整の上、各郡で適切な措置をとることとする。

7 施設の利用制限

3月29日(月)より4月11日(日)までの間、地域ごとの感染危険レベルに応じて、各施設の収容人数の割合を以下のとおりとする。

なお、以下に記載のある活動はバーチャルでの取引、デリバリーでの実施を可能とする。レストラン等については、店頭での受け取りも可能である。感染警戒レベルが極度に高い地域の各施設は夜間外出禁止時間開始の3時間前に、それ以外の地域では2時間前には閉店することとする。

(1)感染警戒レベルが極度に高い地域

屋内・屋外のカジノ、スロットマシン、スポーツジム、映画館、劇場 (屋内):0%

屋外の劇場:20%

ショッピングセンター、商店街、デパート、集合店舗:20%

生活必需品を扱う商店、スーパーマーケット、市場、日用品を扱う商店、雑貨店、薬局:40%

レストラン等(屋内・換気設備あり):30%

レストラン等(屋外):30%

教会等の礼拝施設:0%

図書館、博物館、史跡、文化施設、ギャラリー、植物園、動物園:30%

スポーツクラブ等の活動:0%

美容室、スパ、理容室、エステサロン、ネイルサロン、メイクアップサロン等:40%(予約制)

カルチャー教室(屋外):20%

銀行その他金融機関:40%

郡をまたぐ陸路の交通手段:運輸通信省の規定により、50%から100%

レストランのデリバリーサービス:23時まで

(2)感染警戒レベルが非常に高い地域

屋内・屋外のカジノ、スロットマシン、スポーツジム、映画館、劇場:20%

屋外の劇場:30%

ショッピングセンター、商店街、デパート、集合店舗:30%

生活必需品を扱う商店、スーパーマーケット、市場、日用品を扱う商店、雑貨店、薬局:50%

屋内のレストラン等:30%

屋外のレストラン等:40%

教会等の礼拝施設:20%

図書館、博物館、史跡、文化施設、ギャラリー、植物園、動物園:40%

屋外でのスポーツクラブ等の活動:30%

屋外でのカルチャー教室:40%

銀行その他金融機関:50%

郡をまたぐ陸路の交通手段:運輸通信省の規定により、50%から100%

(3)感染警戒レベルが高い地域

カジノ、スロットマシン、スポーツジム、映画館、劇場:30%

屋外のカジノ、スロットマシン、スポーツジム、映画館、劇場:50%

ショッピングセンター、商店街、デパート、集合店舗:40%

生活必需品を扱う商店、スーパーマーケット、市場、日用品を扱う商店、雑貨店、薬局:60%

屋内のレストラン等:50%

屋外のレストラン等:60%

教会等の礼拝施設:30%

図書館、博物館、史跡、文化施設、ギャラリー、植物園、動物園:50%

屋外のスポーツクラブ等の活動:40%

銀行その他金融機関:60%

(4)感染警戒レベルが中程度の地域

屋内のカジノ、スロットマシン、スポーツジム、映画館、劇場:40%

屋外の劇場:60%

ショッピングセンター、商店街、デパート、集合店舗:50%

生活必需品を扱う商店、スーパーマーケット、市場、日用品を扱う商店、雑貨店、薬局:60%

屋内のレストラン等:60%

屋外のレストラン等:70%

教会等の礼拝施設:40%

図書館、博物館、史跡、文化施設、ギャラリー、植物園、動物園:60%

スポーツクラブ等の活動:50%

銀行その他金融機関:60%

8 聖週間(Semana Santa)における社会的隔離措置

(1)4月1日(木)〜4日(日)の期間、必需品、医薬品、食料品の購入のための徒歩又は自転車での外出を除き、全国一律で終日外出禁止とし、また私用車の利用を禁止とする。

以下に述べた活動のための外出のみ上記の例外として承認する。

・生活必需品を扱う商店、スーパーマーケット、市場、日用品を扱う商店、雑貨店、薬局(感染危険レベルごとの収容人数の割合に従い、午前4時から午後6時まで)

・薬局のデリバリーサービス(24時間)

・レストランのデリバリーサービス(午前4時から午後11時まで)

・学用品の配布に関連する活動

新型コロナウイルスのワクチン接種にかかる活動

(2)4月1日(木)〜4月3日(土)の期間は、郡をまたぐ陸路・空路の交通手段を停止する。

9 4月11日(日)における安全上の措置

2021年4月11日(日)については、投票の権利を行使するため、又は選挙事務員として参加するために、投票場へ移動することを、全国一律で可能とする。その際には、距離の確保等の衛生上の措置を保持し、ペルー全国選挙管理委員会(ONPE)によって承認されたプロトコールを遵守するものとする。

(以下の措置については、変更なく引き続き適用されます)

10 集会・集合の禁止

パレード、守護聖人の祝祭、市民団体の活動、その他の集会、社会的・政治的・文化的なイベント等、人の集中や集合につながる活動は、公衆衛生上のリスクにより中止する。

また、住居内にて行われるものを含む社会的な集会及び家族の集まりは、公衆衛生及びCOVID-19の拡大防止の観点から禁止とする。

11 衛生上の規定の違反者

衛生上の規定及び国家緊急事態令に関連するその他の規定に違反したもので、同令及び市民の生命と健康を新型コロナウイルスの感染より守るために発出されたその他法令の発令期間中に犯した違反による罰金の支払いを行っていないものは、やむを得ない理由がある場合を除き、国家のあらゆる機関によるあらゆる手続き(経済・食料・衛生上の支援を含む)の実施が妨げられる。

【 問い合わせ先】

在ペルー日本国大使館 領事部

現住所(3月28日まで)Av. Javier Prado Oeste No.757,Piso 16,Magdalena del Mar,Lima

移転後新住所(3月29日より)Av. San Felipe 356,Jesus Maria, Lima, Peru

電話:(+51-1)219-9551

Fax :(+51-1)219-9544

consjapon@li.mofa.go.jp

http://www.pe.emb-japan.go.jp/inicio_jp.html

※3月21日〜28日の間移転作業を行うため、同期間中の領事業務を一部縮小いたします。ご不便をおかけいたしますが、ご理解いただきますようお願いいたします。詳細は以下のリンクよりご確認ください。

https://www.pe.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00364.html

・このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されています。

・外務省海外旅行登録「たびレジ」とは

「たびレジ」は、いざという時、在外公館から滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メールなどが受け取れるシステムです。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

・転居、帰国等により在留届の記載内容に変更がある場合

住所等連絡先の変更届をFAX、郵送またはスキャンデータのメール送信にて当館まで提出してください。

変更届様式:https://www.pe.emb-japan.go.jp/files/000393257.xlsx

帰国届様式:https://www.pe.emb-japan.go.jp/files/100086740.xlsx

・「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続をお願いします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete