抗議行動に伴う注意喚起

●3月16日(火)以降、国内各地で抗議活動が再び活発化しています。ベイルート市内・周辺では、本日17日(水)午後4時ころから、大統領官邸に向けた抗議行動や、各地区の路上でタイヤを燃やす等の道路封鎖が行われており、ベイルート中心部で発砲事件も発生しています。

レバノン通貨の急落や政府補助金の枯渇等、経済状況の悪化に対する抗議行動は今後も継続・拡大する可能性があります。また、抗議行動参加者と治安部隊との間等での小競り合いや道路封鎖が発生する可能性があります。

●抗議活動に遭遇した場合は決して近づかず、直ちにその場を離れるようにしてください。また,抗議行動等に巻き込まれないように、平素より関連情報を収集する、夜間の外出は控える等、十分にご注意頂くようにお願いします。

3月16日(火)以降、国内各地での抗議行動が再び活発化しています。

ベイルート市内及び周辺では、本日17日(水)午後4時ころから、大統領官邸に向けた抗議行動が行われている他、ダウンタウン地区周辺、Corniche el Mazraa地区(ダウンタウンから南に約3キロメートル)、ベイルート空港周辺の道路、ベイルートと南部サイダを結ぶ高速道路の複数個所(Barja地区等)で、路上でタイヤを燃やす等の抗議行動で道路封鎖を行っています。

また、同日午後5時ころ、ベイルート市内のAisha Bakkar地区(ダウンタウンから西に約2キロメートル、ショッピングセンターABC付近)において、若者が銃を片手に路上を練り歩き上空に向けて威嚇射撃を行うなどの発砲事件も確認されています。

 レバノンでは経済・金融危機の悪化が深刻化しており、3月2日には通貨ポンドの非公式レートが1ドル1万レバノンポンド以上に急落し、また財政危機により生活必需品への輸入補助金の打ち切りが報じられる等、経済状況の悪化が深刻化しており、こうした状況に対する反政府抗議行動は今後も継続・拡大する可能性があります。また、抗議行動参加者と治安部隊との間等での小競り合いや道路封鎖が発生する可能性があります。

 今のところ抗議行動による死傷者は確認されていませんが、抗議活動に遭遇した場合は決して近づかず、直ちにその場を離れてください。また,抗議行動等に巻き込まれないように、平素より関連情報を収集する、夜間の外出は控える等、十分にご注意頂くようにお願いします。

 なお、万が一、不幸にも抗議行動に巻き込まれたり被害を受けた場合には警察への被害届の提出とともに日本国大使館にご連絡をお願いいたします。日本人が被害を受けたとの情報がある場合にも日本国大使館にご連絡をお願いいたします。

 その他不明な点等がございましたら下記の連絡先までお問い合わせいただくようお願いいたします。

【問い合わせ先】

レバノン日本国大使館

代表電話番号:+961-1-989751〜3

領事直通:+961-1-989856/01-989855

領事携帯:+961-3-366018/03-345977

領事緊急:+961-3-362540

FAX番号:+961-1-989754

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