【緊急】【重要】ラゴスにおける抗議行動(# OccupyLekkiTollGate)に対する注意喚起

【ポイント】

●昨年10月20日、「#EndSARS」抗議行動参加者への治安当局の発砲・死傷事件が発生し、現場となったラゴス市Lekki高速道路料金所がそれ以来閉鎖されてきましたが、当局により2月13日(土)から右料金所が再開されることとなったところ、かかる決定や政府に不満を有する活動家が同料金所において同13日午前7時からの大規模な抗議行動を呼びかけております(#OccupyLekkiTollGate)。

●これに対し、政府や治安当局は、抗議行動を容認せず、本件抗議行動は絶対に阻止すると明言し、他方、抗議活動家側は、絶対に撤退しないと述べるとともに引き続き抗議行動への参加を呼びかけており、今のところ両者の衝突が避けられない状況であるように見受けられます。

●今後の推移については予測がつきにくい部分がありますので、最新情報の入手に努めるとともに、不要不急の外出は控え、特に抗議行動が行われている場所や市内各地の検問、抗議行動参加者には決して近づかないよう、安全対策に努めてください。

【本文】

●昨年10月20日、特別強盗対策部隊(SARS)への抗議活動「#EndSARS」参加者に対して治安当局が発砲して死傷者が発生するに至りましたが、それ以来閉鎖されていた現場となったラゴス市Lekki高速道路料金所の再開が今般ラゴス州司法委員会(the Lagos State Judicial Panel)で決定されたことを受け、再開予定日である2月13日(土)に午前7時から同料金所で大規模な抗議行動を行うべく呼びかける動き(#OccupyLekkiTollGate)が立ち上がり、ツイッターフェイスブック等のSNSを通じて拡散されています。

●他方、上記抗議行動への反対・抑止を呼びかける動き(#DefendLagos)もまた立ち上がり、同様にツイッター等のSNSを通じ同様に拡散中であり、対立する両勢力が市内各所で衝突することも想定されます。

●さらに、本件に関し、連邦情報文化省およびラゴス州警察は、本件抗議行動は昨年10月20日と同様、暴力を誘発するものであり容認し難いとし、本件抗議行動を断固阻止すると明言しています。他方、抗議行動活動家は、我々は絶対に撤退しないと述べており、現在のところ、衝突は避けられない状況に見受けられます。

●本件につき当館よりラゴス州治安当局に別途確認したところ、「一般市民に危害が及ばないよう最善を尽くすものの、当局によって設けられる検問所において何らかの衝突が生じる可能性は排除できず、不要不急の外出は厳に控えていただきたい」との回答がありました。

●今後の推移については予測困難な部分がありますが、昨年10月20日のように抗議行動参加者が多数に上った場合は、治安当局との間での小競り合いから衝突へと発展し、果ては発砲にまで及ぶ可能性もあります。皆様におかれましては、常に最新情報の入手に努めるとともに、不要不急の外出は厳に控え、特に抗議行動が行われている場所や市内各地の検問所、抗議行動参加者には決して近づかないよう、安全対策に努めてください。

●また、抗議行動等に備え、市内各所において治安機関による検問の強化等も予想されますので、外出の際には身分証や運転免許証を必ず携行してください。

●万一、被害に遭った場合や周囲に異常を発見した場合には、速やかに大使館にご一報ください。

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◯在ナイジェリア日本国大使館(領事班/警備班)

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(了)