【ポイント】
●本日（１月２６日）午後１時ころ、アブジャ市内のヒルトンホテル前路上において、イスラム教シーア派団体「イスラム運動ナイジェリア」（ＩＭＮ）支持者と見られる団体が抗議行動を実施し、治安当局がこれに対して発砲する事案が発生しました。
●今後も、同様の抗議活動がアブジャ市内で継続する可能性が高く、また国内各地に波及するおそれもありますので、最新情報の入手に努めるとともに、不要不急の外出は控え、特に抗議行動が行われている場所や抗議行動参加者には近づかないようにして、安全対策に努めてください。
【本文】
●本日（１月２６日）午後１時頃、アブジャ市内のヒルトンホテル北側路上において、イスラム教シーア派団体「イスラム運動ナイジェリア」（ＩＭＮ）の支持者とみられる団体が抗議行動を実施し、治安当局がこれを解散させるために発砲する事案が発生しました。
●本２６日午後５時現在、抗議活動は既に沈静化しており、現場周辺は平静を取り戻していますが、事案発生当時、現場には治安機関との衝突の際に使用された投石物等が散乱し、交通渋滞も発生しました。
●アブジャ市内におけるＩＭＮ支持者によると見られる抗議活動は、今後も継続する可能性があるので（当館注:本日の事案との関連は不明なるも、ＩＭＮ指導者ザクザキ氏夫人が新型コロナに感染したことから治療の為釈放するようカドゥナ州高裁が命じた旨の報道あり。）、常に最新情報の入手に努めるとともに、不要不急の外出は控え、特に、抗議行動が行われている場所や抗議行動参加者には近づかないようにして、安全対策に努めてください。
●また、本件の発生により、市内各所において治安機関による検問の強化も予想されますので、外出の際には身分証や運転免許証を必ず携行してください。
●万一、被害に遭った場合や周囲に異常を発見した場合には、速やかに大使館にご一報ください。
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◯在ナイジェリア日本国大使館
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