年末年始に向けた街頭犯罪及びテロに関する注意喚起

【ポイント】

● ウクライナでは、新型コロナウイルスの検疫措置により、各種イベント等は制限されていますが、観光施設周辺やショッピングモール、カフェ、ホテル、空港、駅、地下鉄、公共交通機関等の人が多く集まる場所では、スリやひったくり、置き引き等の街頭犯罪が多発しています。

● 特に年末年始の観光施設周辺やショッピングモール、クリスマスマーケット等の場所では大勢の人が集まりますので、混雑の中で犯罪被害にあわないよう、常に周囲の状況に目を配り、ご自身の安全確保に細心の注意を払ってください。

● また、人の活動が活発となる年末年始やクリスマス等のイベントシーズンは、テロが起こる可能性が高まる傾向にあると言われており、さらに注意が必要です。

● 大使館は、12月29日(火)から明年1月3日(日)まで休館日となりますが、事件・事故・災害等の被害にあわれた場合には、大使館の代表電話(下記本文参照)までご連絡下さい。

【本文】

在留邦人の皆様へ

たびレジ登録者の皆様へ

1 新型コロナウイルスの検疫措置により、各種イベント等は制限されていますが、観光施設周辺やショッピングモール、カフェ、空港、駅、地下鉄、公共交通機関等の人が多く集まる場所では、スリやひったくり、置き引き等の犯罪が多発しています。

 ウクライナで最も多い被害品は携帯電話です。画面を見ながら、操作しながらの歩行は周囲への注意力が散漫になり、ひったくり等の被害に遭いやすくなり大変危険です。

 特に、年末年始の観光施設周辺やショッピングモール、クリスマスマーケット等の場所では大勢の人が集まりますので、混雑の中で犯罪被害にあわないよう、常に周囲の状況に目を配り、不審者や不審物を察知したら直ちにその場を離れる、できるだけ滞在時間を短くする等、その場の状況に応じた安全確保に注意を払って下さい。

2 また、不特定多数の人が集まる場所は、テロの標的となり得ます。欧州では、近年、一般市民が多く集まる場所を標的としたテロが頻発しており、特に人の活動が活発になる年末年始やクリスマス等のイベントシーズンは、テロが起こる可能性が高まる傾向にあると言われており、注意が必要です。

3 つきましては、在留邦人、ウクライナ渡航中の皆様は、次の事項等に細心の注意を払い、不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努め、公共の場所に滞在する際や交通機関利用時には周囲の状況に注意を払うなどの安全対策を十分に心掛けてください。 

・危険な場所や犯罪が多発している場所には近づかない

・夜間の外出や一人歩きを避ける

・多額の現金・貴重品は持ち歩かない

・犯罪にあったら、自らの安全確保を優先し、抵抗しない

・見知らぬ人を安易に信用しない

・買い物は信用のおける店を選ぶ

・ホテルやホステルの中でも安心しない

4 外務省では、「海外安全虎の巻」を公開し、海外で発生する様々なトラブルに巻き込まれないための予防策やトラブルに遭った場合の対処法を紹介しています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/toranomaki.pdf

また、当館においても、ウクライナ渡航・滞在される方のための「安全の手引き」を紹介していますので、安全対策にお役立て下さい。

https://www.ua.emb-japan.go.jp/files/100125755.pdf

5 大使館は、12月29日(火)から明年1月3日(日)まで休館日となりますが、事件・事故・災害等の被害にあわれた場合には、大使館代表電話(下記参照)までご連絡下さい。

【問い合わせ先】

ウクライナ日本国大使館領事部

電話:+38(044)490-5500

FAX:+38(044)490-5502

HP: https://www.ua.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular.html 

※「たびレジ」は,以下のURLから対象国の追加登録が可能です。https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html 

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https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete