ホリデーシーズンの安全対策

ジャマイカ警察は、ホリデーシーズン中の治安対策として警官の配置を強化するとしつつ、犯罪被害防止や新型コロナウイルスの感染防止などの安全対策について、以下のとおり注意喚起しています。

関連の最新情報を入手するとともに、引き続き防犯対策、感染予防にご留意ください。

1 盗難防止対策

(1)個人の貴重品(現金や高級デバイスなど)は、安全、または人目につかないよう管理してください。高額な現金を持っての移動は、民間警備会社が提供するエスコートサービスをご利用ください。

(2)窃盗犯は、オートバイやその他の車両を利用して略奪します。周囲に気を配り、通勤中はイヤホンなどの使用を避けてください。自身の判断を信頼し、脅威があると思う場合は、最寄りの警察署などの安全な場所に行ってください。

(3)特に人混みのなかを歩くときは、目立ったアクセサリー、特に金の着用を避けてください。

(4)家や車に入るのにかかる時間を最小限に抑えるため、鍵はすぐに手にすることができるようにしてください。

(5)明るい場所を歩き、一人で歩くことは避けてください。自分が尾行されていると思う場合は、直感を信頼して、混雑した場所に進み、警戒を怠らず、可能であれば最寄りの警察署に行ってください。

(6)車の座席や通行人からに見える車内の場所に貴重品を置いたままにしないでください。

(7)ATMを利用する際は警戒し、デビット/クレジットカードの情報の保護に気をつけてください。ひと気のない場所でのATMは避けてください。

(8)空港では、旅行者は警戒し、無許可のポーターや運転手に注意してください。尾行されていると思う場合は人が多い場所に行き、すぐに警察に連絡してください。

2 新型コロナウイルス感染予防対策

(1)ホリデーシーズン中は、より多くの人が外出する機会が増えます。マスクを着用し、身体的距離を確保してください。

(2)病気の疑いのある人との接触を避けてください。

(3)顔、マスク、目、鼻、口には触れないでください。

(4)旅行により、新型コロナウイルスに感染し拡散する可能性が高まります。家に留まることは、自身と他者を守る最良の方法です。

(5)接触の制限をお勧めしますが、家族で集まることを選択する場合は、以下にご留意ください。

・ゲストに自身と自分の家族だけの食べ物や飲み物を持参するように勧める。持ち寄りスタイルの集まりは避ける。

・同一世帯でない人のために食事を準備・提供したりするときは、マスクを着用する。

・使い捨てにできるようにするか、サラダドレッシング、食品容器、皿、調理器具、調味料など共有する場合、提供する人を1人に特定する。

・家族訪問中に、自身や他の誰かが病気になった場合にどうするかを考え、準備する(隔離、医療、基本的なケア、および復路について)。また、国外からのゲストは14日間の検疫が義務付けられていることに留意する。

3 自宅での安全対策

(1)頑丈なロックやドア、可能であれば警報装置やCCTVカメラなどのより高度なホーム・セキュリティ・システムなど、自宅の防犯機能に投資してください。

(2)誰が自宅にアクセスできるかに注意してください。狡猾な強盗は、庭師や家事手伝いなどの家事労働者を装い、その機会を利用して犯行におよぶことがあります。

(3)休暇で家にいる可能性が高い子供たちに、見知らぬ人と話をしないよう、安全でないと感じた場合は、助けを求めて叫ぶよう教えてください。また、個人情報を絶対に漏らさないことと、警察への連絡方法を教えてください。

4 交通期間での対策

(1)公共交通機関、特にタクシーを利用するときは、常にナンバープレートの番号、色、車両メーカーに注意してください。タクシーに乗るときは、信頼できる人に必ず知らせ、情報共有してください。計画されたルートから迂回するように頼む運転手には注意してください。スマートフォンでデバイスの場所設定をオンにしてください。

(2)タクシーの運転手も、乗客を装った犯罪者に警戒してください。計画されたルートから迂回しないでください。

(3)飲酒運転をしないで、車両が適切に安全であることを確認してください。

(4)移動中はすべての道路規則に従い、警察の指示に従ってください。

12月18 日

在ジャマイカ日本大使館

Embassy of Japan in Jamaica

NCB Towers, North Tower, 6th Floor, 2 Oxford Rd, Kingston 5

tel:1(876)929-3338/9 fax:1(876)968-1373

http://www.jamaica.emb-japan.go.jp/

(緊急時:*FM radio: 87.9Mhz)