在留邦人の皆様へ:新型コロナウイルス関連情報(11月20日)

 11月20日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。

1 カザフスタン国内感染者数等

●感染者累計数は123、888名です。

●死亡者累計数は1、945名です。

●快復者累計数は111、483名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎患者累計数は40、848名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎死亡者累計数は424名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎快復者累計数は29、869名です。

(参考1)州・直轄市ごとの感染者数等、詳細は下記のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。

https://www.coronavirus2020.kz/ru

(参考2)世界各国のCOVID-19感染者数(WHO作成)は下記から参照可能です。

https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/

2 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する発表及び報道は以下のとおりです。

(注)以下は、一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。

(1)新規感染者数

●11月16日に新規に確認された感染者数は602名です。

●11月17日に新規に確認された感染者数は682名です。

●11月18日に新規に確認された感染者数は762名です。

●11月19日に新規に確認された感染者数は791名です。

(2)検疫・医療等

●17日、トゥグジャノフ副首相が議長を務める省庁間委員会で16日のトカエフ大統領のCOVID-19拡大予防に関する指示遂行のための具体的な措置・指示が策定されたところ、概要は以下のとおりです。

◎公共交通機関の運行スケジュールを以下の「ゾーン」ごとに分ける。「グリーンゾーン」は1週間にわたって23時までの運行、「イエローゾーン」は休日・祝日を除いて23時までの運行とする。

◎11月21日から、来訪者と直接の接触がないサービスを行う企業の営業時間制限を撤廃すること。撤廃される業種は、オートエクスプレス(食事の配達)、洗車、技術サービスステーション、自動車修理、縫製作業所、家電販売、靴販売、ドライクリーニング、洗濯、電話・コンピューター・時計の修理である。

◎営業時間制限のない活動再開のための、住民との接触が少ない業種リストを11月21日までに準備すること。

◎企業による検疫違反の重さを段階に応じて(微罪、罪、重罪)区分する規範的な法律を11月21日までに採択すること。

カザフスタン共和国及び各地域の国家主任衛生医師令は、企業が予め新しい制限措置に備えられるように、制限措置の発効まで3日間の猶予を取ること。

カザフスタン製のCOVID-19ワクチンの生産指示と開始を早めること。

◎東カザフスタン州及び北カザフスタン州の行政府に対しては、10日間で「レッド・ゾーン」から脱するための感染状況の全面的な安定化措置を行うこと。

(当館注)「レッド・ゾーン」;人口10万人あたりの感染者が50−100人で再生産率(R)が1以上。

◎1週間当たりの統計データの透明性を保証する目的で、COVID-19の検査を実施するラボの統合を実施すること。

◎11月21日までに病院の蘇生病棟の補充を確認し、必要な場合にはその補充を完了させる措置を実施すること。

◎各地域内の医薬品・医療製品の備蓄状況の綿密なモニタリングを行うこと。

◎生物学上の安全性に関する法案の策定を急ぎ、今会期末までに下院に提出すること。

◎軍病院の病床を展開する準備も万全にすること。

◎会合の結果、トゥグジャノフ副首相は、医薬品の価格を下げ、カザフスタンのマスク生産者に原料を安定的に供給するための仕組みを定めること等を指示した。

●サギンタエフ・アルマティ市長は、同市における衛生・疫学的状況及びありうる感染第二波対策について述べたところ、概要は以下のとおりです。

◎現在、アルマティ市は感染危険度の「グリーン・ゾーン」と「イエロー・ゾーン」の間に位置している。

(当館注)「グリーン・ゾーン」;人口10万人あたりの感染者が50人以下で、再生産率(R)が1以下。「イエロー・ゾーン」;人口10万人あたりの感染者が20−50人で、再生産率(R)が1以上。

◎市内の感染者の約30%は高齢者であるため、市民に対し、高齢者を保護するよう呼びかける。

◎若年層が人の大勢集まる場所を衛生規則を順守せずに訪れることで、家庭にウイルスを持ち込み、両親や親戚を感染させている。警戒を怠らないようにしてほしい。

●アフメトフ東カザフスタン州知事は、同州における疫学的状況が改善し、州行政府が状況を制御している旨述べました。

◎同知事は、現行の制限措置で十分であり、州内において検疫を強化する予定はないと述べました。

●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007

●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。

(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)

○在カザフスタン共和国日本国大使館

住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district

"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

電話:+7 (7172) 977-843

FAX :+7 (7172) 977-842

○日本外務省領事サービスセンター

電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

(日本外務省関係課室連絡先)

○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)

(内線)2851

○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)

(内線)3047