3月17日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。
1 カザフスタン国内感染者数等
●感染者累計数; 226,767名
●死亡者累計数; 2,873名
●快復者累計数; 208,074名
●COVID-19の兆候がある肺炎患者累計数; 49,896名
●COVID-19の兆候がある肺炎死亡者累計数; 656名
●COVID-19の兆候がある肺炎快復者累計数; 45,243名
(参考1)州・直轄市ごとの感染者数等、詳細は下記のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。
https://www.coronavirus2020.kz/ru
(参考2)世界各国のCOVID-19感染者数(WHO作成)は下記から参照可能です。
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/
2 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する発表及び報道は以下のとおりです。
(注)以下は、一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。
(1)新規感染者数
●3月12日:1,049名
●3月13日:1,049名
●3月14日:1,011名
●3月15日: 954名
●3月16日:1,082名
(2)ゾーン分け
●3月16日時点のカザフスタン各地域のゾーン分けは次のとおりです。
◎「レッド」ゾーン;ヌルスルタン市、アルマティ市、西カザフスタン州
◎「イエロー」ゾーン;カラガンダ州、アティラウ州、アクモラ州、アルマティ州
◎「グリーン」ゾーン;シムケント市、アクトベ州、ジャムブル州、北カザフスタン州、コスタナイ州、トゥルケスタン州、東カザフスタン州、マンギスタウ州、クズルオルダ州、パヴロダール州
(当館注)
「レッド」ゾーン=過去7日間における人口10万人あたりの感染者が50人以上で、再生産率(R)が1以上。
「イエロー」ゾーン=過去7日間における人口10万人あたりの感染者が20−50人で、再生産率(R)が1以上。
「グリーン」ゾーン=過去7日間における人口10万人あたりの感染者が50人以下で、再生産率(R)が1未満。
(3)検疫等
●15日、ヌルスルタン市行政府プレスリリースは、疫学的状況の悪化が原因で同市は3月21日以降、ロックダウンされると発表しました。
◎同プレスリリースによると、「同市が『レッド』ゾーンに位置していることを考慮し、3月21日(日曜日)、ロックダウンが導入される。日曜日には商業店舗、商業センター(その中に位置する薬局、食料品店及び生活必需品販売店を除く。それらの店舗は位置している場所に関係なく例外とする)、屋内非食料品市場、非食料品販売店、屋内スポーツ施設、市民サービスセンター、並びに、郵便局『カズポチタ』の営業が禁止される」とのことです。
◎土曜日及び日曜日は、フィットネスセンター、フィットネスクラブ、スポーツ健康施設、サウナ及びスパセンターの営業が禁止されるが、パイロット事業「Ashyq」加盟店舗は例外とし、「イエローゾーン」用の基準が適用されます。
◎日曜日に公共交通機関が運休します。
◎同市行政府は、「同市内の疫学的状況は不安定である。過去の祭日は、コロナウイルス感染者数が毎日増加していたことを示した。これに伴い、3月18日以降、追加的な制限措置を規定する医師令が効力を発する。ナウルーズに際しての大規模祝賀行事の開催が禁止される。感染者数増加の継続を許容してはならない。医療機関及び医療従事者に一斉に負担がかからないよう、衛生規則を厳守しなければならない。つまり、マスク着用及びソーシャル・ディスタンスの遵守である」と発表しました。
◎3月18日以降、同市内では、レストラン、カフェ、バー及び食堂の営業時間が短縮されます。平日及び休日に営業可能なのは7時から22時までとなります。
◎映画館の営業が再度禁止されます。
●ベクシン・アルマティ市主任衛生医師は、同市のロックダウンの条件について述べたところ、概要は以下のとおりです。
◎ベクシン・アルマティ市主任衛生医師は、一日あたり300名のコロナウイルス感染患者が入院した場合、ロックダウンが行われると述べました。
◎同医師は、制限措置をさらに継続していく必要があると述べました。
◎同医師は、「現在、我々には3,400台の病床があり、その使用率は40%である。予備の病床は7,000台あるが、使い果たしてしまう可能性がある。仮に一日あたりの入院数が5,000件であれば、文字通り、一回の潜伏期間に全ての病床が埋まってしまう。仮に一日あたりの入院数が300件であっても、当然、アルマティ市はロックダウンされることになる。もし予防措置がとられないのであれば、我々は完全な都市閉鎖を行わざるを得ない。制限を課すのみならず、操業を停止する部門もある」と述べました。
◎同医師は、いかなる追加的な措置をとらなければならないか議論する必要があると述べました。
●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007
●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。
(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)
○在カザフスタン共和国日本国大使館
住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district
"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan
電話:+7 (7172) 977-843
FAX :+7 (7172) 977-842
○日本外務省領事サービスセンター
電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903
(日本外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)
(内線)2851
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)
(内線)3047